オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。
AIが人の仕事を奪うと言われています。この予測に対してどうすれば良いのでしょうか?
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
無料メールマガジン配信中
最新情報や会員限定の情報などをメールで無料配信しています。
登録などに関する情報はこちらから
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
先日見た新聞の記事の中で、著名なテック経営者たちの雇用への影響を見通すコメントが紹介されていました。
- AIは今は数時間働くインターンだが、いずれ数日働けるエンジニアになる
- 1〜5年で入門レベルのホワイトカラー職の半分が消滅する
- AIエージェントの活用で従業員数は減る
これらのコメントから、二つの課題が見えます。
一つ目は今よりも少ない従業員で業務を回すようになれなければ会社は存続できないことです。従業員への親切心や優しさ、温情だけでは会社は存続できない時代になります。AIを活用して業務を効率化して生産性を上げなくてはなりません。少ない従業員で業務を遂行しなくては生き残れないのです。
二つ目は従業員は厚遇する従業員と厳しい言い方ですがその他大勢で換えのきく従業員との二分化することです。AIを使いこなす上で必要な能力を持っている人は必要な人材として高い給料を払ってでも確保しなくてはなりません。そして、一般的な能力しか持っていない従業員は人員としては必要ですが、低い給料で我慢してもらうしかなくなるでしょう。
もちろん今いる従業員で能力が不十分な人をただ使い捨てにすることが良いとは思いません。必要な能力を持てるように支援することも必要です。機会は与えなくてはなりません。
一方、業界によっては新たな課題があります。新たな課題に直面するのはAIや機械化では効率化も生産性の向上も難しい業界です。具体的には飲食業や宿泊業、運送業です。それに加えて社会生活を支えている介護やエッセンシャルワークと言われるサービスを提供している業界です。
これらの業界では今のように採用市場が売り手市場と言われる時期以前から人手不足で困っていました。これらの業界では必要な人員を確保できるのかが問題になります。
この問題が解決するかどうかは働く人の意識にかかっています。良い待遇の仕事があっても、それを得るのは狭き門です。先程書いた通り、それ以外の人は条件も良くない仕事しか得られなくなるのです。そこで今も不人気な業界が十分な人員を確保できるかどうかは、生活するためには待遇が希望通りでなくても働かなくてならないと考える人が多くいるかにかかっています。
もし、日本人だけで十分な人員が確保できないのであれば、外国人に頼らなくてはならないでしょう。担ってくれる人がいなければ困るからです。
AIの普及で効率化が図れるのは一般的にホワイトカラーと言われる仕事です。それ以外の人にしかできない仕事は人がするしかありません。多くの中小企業の中でホワイトカラーの仕事は多くありません。
- ホワイトカラーの仕事の効率化
- AI活用に必要な人材の確保
- 人手が必要な仕事のための人員確保
これら3つに対応しなくてはなりません。そして当然ですが、これらへの取り組みを牽引するのは経営者の役割です。
本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。
応援しています!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
無料レポート公開中
無料レポートを公開しています。
無料レポートのダウンロードはこちらから
最新のレポートは、「現場の知恵を活かす」(2024年3月発行)です。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
無料メールマガジン配信中
最新情報や会員限定の情報などをメールで無料配信しています。
登録などに関する情報はこちらから
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
提供サービス