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【次の工程のための「ワーク・ブレイクダウン」の工夫】

ブログを訪問していただき、
ありがとうございます。
「ワーク・ブレイクダウン」実践家、
「こんな会社にしたい」を応援する
オフィス・ビブラビの長尾です。
「ワーク・ブレイクダウン」では、
アイデアや作業などを書き出す
ことから始めます。
以前、お伝えした通り、
この「書き出す」時に「付箋紙」を
使うことをお勧めしています。
この「付箋紙」に「書き出す」時に、
ちょっとしたポイントがあります。
ちょっとしたことなのですが、
次の「整理」する工程で
大きな差を生み出します。


ポイントは二つ。
「付箋紙」は、
色、形、大きさ
を同じ物を使うこと。
記入するペンも
出来れば統一することです。
出した「アイデア」は、
後で整理します。
そこで、「見える化」することで、
多くのことに気付いたり
思いついたり
します。
それを邪魔するものがあります。
それは、
「誰」のアイデアか?

「見た目」
です。
人は、物事を客観的に見ることが
苦手です。
主観や感覚などから
「無意識に」影響を受けます。
特に、社内の会議などでは、
「何を」言ったか
よりも
「誰が」言ったかを
判断のための要素として
重視することが多いものです。
「誰が」言ったことかが分かると、
無意識に反応し、
判断にフィルターをかけてしまいます。
全くこの影響をなくすことは出来ません。
それでも、この影響を
出来るだけ小さくする工夫は可能です。
そこで、
並べて「整理」する場面で、
「誰が」書いたかの印象を薄めるために
付箋紙の「色」「大きさ」
書く「ペン」
を統一します。
また、
「色」も「意味」を持っています。
「色」によって、
目立ったり、目立たなかったりします。
明るい、暗いなどのイメージも
持っています。
「大きさ」の違いは、
インパクトに差を与えます。
当然、大きい方が目立ちます。
こうした「見た目」の「違い」も
気付きにフィルターをかけます。
「見た目」の「違い」による
「インパクト」の差
判断に与える影響
は無視出来ません。
このように、
客観的に眺め、
気付きにつなげるには、
出来るだけ「フィルター」を
外す工夫をする必要があります。
これは、「ワーク・ブレイクダウン」だけで
起こることではありません。
普段の会話、打ち合わせ、交渉の場面でも
共通したことが起こります。
「客観的」に物事を考え、議論する時、
何か「フィルター」を
かけてしまっているモノはありませんか?
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
「ワーク・ブレイクダウン」は、
「見える化」によって、
現場の実践力を高める手法です。
あなたの会社
あなた自身
もっと良くなります。
応援しています!

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