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志村けんさんの言葉から「非常識」を考える

有名なコメディアンである

志村けんさん。
 
コメディアンという仕事柄、
破天荒なイメージがありますが、
長い期間トップ・クラスで居続けるのは、
「本物」だと思います。
 
その志村けんさんが
「非常識なことをするためには、
まず常識を知らなきゃいけないんだよ。」
と言っています。
 
自分の若い頃も振り返りながら考えると、
示唆に富んだ言葉だと思います。


 

若い頃、親や大人、先輩などに
「非常識」
だと注意されることがありました。
 
 
その時は反発したり抵抗したりするのですが、
「常識」を教えてもらえたことが、
たくさんありました。
 
 
また、一種の反抗もありましたから、
「常識」を知った上で
意図的に「非常識」なことを
していることも多くありました(苦笑)
 
でも、この反抗というのは意味があったと思います。
多くの「常識」に従うことは、
面白くなく、面倒なものです。
 
一度は疑い、
「なぜ」
を考えることは、大切な経験だったと思います。
 
そして、
「常識」の意味や意義を知り、
「非常識」であることでどんなことが起こるかを知る
ことも大切だったと感じています。
 
 
「常識」は昔からの一種の
「社会生活の知恵」
です。
 
でも、無条件に従っていては、
新しいモノが生み出されることもありません。
 
「常識」を知り、身につけているからこそ、
意味のある「非常識」を生み出せるのだと思います。
 
若い頃は時々、
「常識」を知らないで、
自分勝手な行動を正当化するために、
「非常識」という言葉を使っていたように思います。
これは、今考えてみると
ただの言い訳やわがままですね。
 
やはり、一流の人は
「守・破・離」の順序を守っているのです。
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