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スキルの扱い方は?

一緒にアイデアを考えている二人の男性

オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

スキルが重要と言われています。ところで従業員のスキルを活かせていますか?

リスキリングが話題になっています。ビジネスに必要な知識やスキルは変化しています。元々持っている知識やスキルも新しいバージョンにアップデートする必要があります。新たに必要なものもあります。必要な知識やスキルがなくては通用しない、厳しい言い方をすれば、使い物にならないのです。

一方、若い世代の人は最初から今の時代に必要な知識やスキルを学んで社会に出て来ます。そして、知識やスキルを重要だと考えていて、新しい知識やスキルを身につけることに貪欲な人も多いです。

しかし、正直に言えば、勘違いをしている人も少なくありません。最新の知識やスキル、それも必要と言われているものを身に付けていれば、仕事ができると思っている人です。

このブログで、何度も書いていますが、スキルや資格自体に価値はありません。知識やスキルはツール、道具でしかありません。例えば一級品のペンを持っていても、下手な人が書いた字は綺麗ではありません。一級品の金槌や包丁を持っていても、技術がなければ、安物を使ったのと結果は変わりません。無用の長物、宝の持ち腐れです。

知識もスキルも仕事をする上で武器になります。しかしせっかくの武器も使いこなせなければ意味がありません。使いこなすには、二つのことが必要です。一つ目は、武器を使う腕を磨くこと、もう一つは目的に合わせて使う、言い換えれば、どんな場面にどう使えば良いのかを判断することです。

必要な知識やスキルが足りないが仕事を分かっている人は、新しい必要な知識やスキルを身に付けることが必要です。弘法筆を選ばず、と言っても限界があります。そして、仕事の経験が浅く、仕事を十分に分かっていないければ、持っている知識やスキルの生かし方を身に付けることが必要です。

経験も知識もスキルも全て価値があります。従業員にはスキルや資格と現実的に向き合ってもらうことが大切です。足りない知識やスキルがあれば学び、知識やスキルを持っていれば活かし方を学ぶ、そんな従業員を育てることが必要です。そして、自分が持っていないものを持っている人をリスペクトする土壌を作ることが必要です。

このような土壌を作り、育成を行う上で、中心的な役割を果たさなくてはならないのが経営者です。本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。

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