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【「人」と「事」を分ける工夫】

ブログを訪問していただき、
ありがとうございます。
「ワーク・ブレイクダウン」実践家、
「こんな会社にしたい」を応援する
オフィス・ビブラビの長尾です。
コンサルティングをしている時、
一番、意識していることは、
「事実」を選び出しながら
聞き、考えることです。
実は、
コンサルティングをする上では、
最も大切なことなのですが、
意識していても
慣れていても
簡単なことではありません。


注意して聞いてみると、
人の話は、
「事実」と「人」がセットになって
語られています。
「人」は、
「他の人」であることもありますし、
話している「本人」であることも
あります。
例をあげてみます。
仕事上、問題が起こって、
対策のために会議をしています。
一つ目のセットは、
発言した「意見」と
発言した「人」とのセットです。
上司や、ベテランなど
発言力が強い「人」の「意見」が、
影響力が強いことはありませんか?
「何を」言ったかではなく、
「誰が」言ったかの方が、
優先されることは、
よく見れれることです。
二つ目のセットは、
問題の原因を話している時、
起こった「事実」と、
「誰」に責任があるとか、
「誰」のしたことに「原因」があったとか、
「人」とのセットです。
さらに、
この場面での発言には、
三つ目の「事実」と「人」のセットが
混ざっています。
それは、ほとんどの発言が、
「事実」に「意見」や「判断」が
加わったモノになっていることです。
この「意見」や「判断」は、
発言した「本人」のモノです。
「事実」ではありません。
「事実」だけに焦点を当てると、
以下のようになります。
問題が起こったのは、
「何をしなかった」からなのか?
あるいは、
「何をした」からなのか?
それは、通常通りのやり方だったのか?
通常通りなのであれば、
その方法に問題なかったのか?
担当するための教育、研修は適当か?
担当させる基準は適当か?
そもそも、基準やルールはあったのか?
通常通りでないことをしたならば、
あるいは、
通常通りのことをしなかったとしたら、
どうして通常通りしなかったのか?
通常通り出来ない条件は何だったのか?
その条件は、想定されていたのか?
通常通り出来ない時の対処法は
決まっていたのか?
などが「事実」だけを
取り出した議論です。
いかがでしょう?
「事実」に焦点を当てると、
「組織」「仕組み」「ルール」の
「問題点」に近づいていきます。
「人」とセットにして議論すると、
「問題」を引き起こした「人」に
「原因」を持っていき、
注意され、改善を求めます。
そして、管理職などに、
責任を追求することで終わります。
これでは、
根本的な解決には至りません。
実際には、
「発言者」「意見」「判断」に加えて、
「感情」や「利害関係」などが
絡んできます。
会議やミーティングの時、
「事実」と「人」を分けて
話を聞き、考えることを
意識してみることを
お勧めします。
「ワーク・ブレイクダウン」で
「書き出す」のも、
「事実」だけに注目するようにする
という意図があります。
「事実」と「人」とを
切り離して話し合いをしてみると、
何か、今までという違ったことに
気づくことが出来るかもしれません。
相手との話し合いに、
今までと違った展開が生まれる
かもしれません。
是非、試して下さい。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
「ワーク・ブレイクダウン」は、
「見える化」によって、
現場の実践力を高める手法です。
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