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【二種類の「伝える」(1)】

ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
社員に何かを
「伝える」ことは
経営者や管理職にとって
日常的なことです。
ところで、
「何を」伝えていますか?
伝えていることは
大きく分けて
二つの種類に
分けられます。
「事」と「思いや考え」
の二種類です。


指示や命令、
何かを教えるのも
伝えているのは
「事」です。
「事」がきちんと
伝わるためには、
相手に分かりやすい方法で
伝える工夫をし、
相手が理解したかどうかを
確認することで
目的は達成出来ます。
一方「思いや考え」は
「事」のように
単純ではありません。
経営者や上司が
社員に対して
伝える「思いや考え」の
一つには、
社員に対する
「思いや考え」があります。
好き嫌いもありますが、
ビジネスの現場では
伝えることは
多くないと思います。
実際には社員への
「期待」や「評価」が
中心になります。
もう一つは、
ビジネスのミッションや
経営方針、経営計画などの
意志決定したものです。
社員への「評価」も
これらの経営方針なども
経営陣の「意志」という
意味では
「思いや考え」として扱う方が
「事」として扱うよりも
現実的です。
このような「思いや考え」が
「伝わる」とは
どういうことでしょうか?
言葉にすれば、
表現した「思いや考え」を
「意味」としては
理解すると思います。
それで
「伝わっている」と
解釈しますか?
それでは不十分です。
その「思いや考え」が
「本心」「本音」「本気」
なのだと
「感じ」させなくては
なりません。
言い換えると、
「信じて」もらわないと
いけないのです。
相手が「信じて」くれたら
「伝わった」と
言って良いでしょうか?
「期待」や「評価」は
このレベルで「伝わった」と
言って良いでしょう。
ただし、
少し物足りない「何か」が
残っています。
経営陣の「意志決定」については、
この「信じてくれるレベル」で
十分とは言えません。
さらに必要なことは
次回のブログに書きます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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