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PDCAに必要な情報を集める

書類の山に頭を抱える人

戦略で成果を上げるには、実行しながら改善しなくてはなりません。
改善にはPDCAサイクルを回すことが必要です。ところが検証の段階になって、必要な情報が不足していることが多くあります。
必要なのは情報がなければ検証も改善も出来ません。

目次

必要な情報を選択する

必要な情報が揃っていない原因は、そもそも集める情報がはっきりしないまま実行していることです。
戦略は仮説でしかありません。実行し、現場で使って初めて仮説が合っているのかどうかが分かります。
つまり、集めなくてはならない情報の1つは戦略の仮説を検証するために必要なデータです。
また、戦略が合っていても、現場での実行方法によって成果に違いが出ます。
どのような手法やスキルを利用するのか決めて実行し、その効果についての情報を集める必要があります。
検証するために、どのような情報を集めなくてはならないかを決めずにスタートすると、必要な情報は集まりません。まず、集める必要のある情報を選択することが大切です。

必要な情報を集めることを実行計画に組み込む

情報を集めることの重要性は理解されていることが多いです。しかし、常に必要な情報を記録に残すことをやり続けるのは簡単ではありません。
ただ情報の収集を指示するだけでは不十分です。

  • 情報収集のフォーマットを準備する
  • 日々記録させる
  • 定期的に報告させる

これらのことを、実行計画の中に組み込むことが重要です。

着実に実行する

実は戦略実行の情報収集で一番問題になるのが、情報の量と質です。
意外かもしれませんが、十分な量の行動をしていないために情報量が不十分なケースは少なくありません。集めた情報量が不十分だと、検証も不正確なものになります。
もちろん行動量が十分でも、記録を疎かにされても十分な量の情報は集まりません。報告はされても、情報が記憶に頼ったあいまいなものであれば、検証結果を誤ったものにしてしまうことがあります。
情報の質も大切です。
戦略実行と情報収集と2つを着実に実行することが重要です。

情報を集めるのは簡単ではないことを自覚する

指示をすれば現場は実行すると思いがちです。報告を求めれば、必要な情報が上がってくると思いがちです。
しかし、日々忙しい現場の現状を考えると、簡単ではないことは想像出来ます。
検証に役に立つ量と質の伴った情報を入手するには、十分な準備とフォローアップが必要なのです。

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