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次に取り組むことを考え続ける

一緒にアイデアを考えている二人の男性

経営戦略で重要なのは、実行することですが、それで終わりではありません。実行を通して得た情報を生かし、次に何をすべきかを考えることです。

実行することで仮説の検証が出来る

会社が意思決定を行う時、状況を分析し、自社のリソースを考えた上で、実行可能性と実効可能性の高いものを選びます。しかし前提としている状況分析も自社のリソースも確実ではありません。選んだ対策などの実行可能性も実効可能性も最適だと思われるものを選んだだけです。極端な言い方をすれば、机上の空論です。

それは仕方がないことです。全ての確かな情報は揃わず、さまざまな想定をしながら行うのが意思決定です。実行してみないと分からないものです。逆に言えば、実行すれば分かることも多いのです。

実行することで元来仮説である意思決定の前提などが正しいかどうか知ることが出来ます。前提に間違いがあれば、決定内容を見直す必要があるでしょう。これが次にするべきことの一つです。

実行することで改善点すべきことが見つかる

意思決定の前提も意思決定内容を修正しなくてはならないほどの間違いがなく、選んだ対策も適切なことが確認出来たとします。しかし、対策の具体的な手順や方法が非常に手間がかかるなど非効率なこともあります。その場合は、やり方を改良することが出来るでしょう。

また、想定していなかった他の部署や社外の取引先、あるいは関連する業務に大きな影響が出る場合もあります。この場合、全体で考えてそのままにしておくのか、どこかの何かを変える必要があるかもしれません。

このように、意思決定内容自体を見直す必要がなくても、改善すべきことは実行することで見えてきます。対策をより効率的、効果的に行うための改善点が見つかるかもしれません。他への影響も含めて総合的に判断して修正したり、新たな対策を打つ必要性に気付くかもしれません。このような改善も、次にするべきことの一つです。

実行を通してしか分からないことが多い

十分に検討しないまま行った意思決定内容を現場に下ろすことはお勧め出来ません。実行可能性が不明なために、結果的に現場に過度の負担を押し付けることになるかもしれません。実効可能性が不明なために、期待していた効果や成果が得られないかもしれません。しかも、検討が不十分だと、実行した後の結果を検証することも出来ず、次にどうすれば良いのか合理的に判断することも出来ません。

しかし、精緻に検討したからと言って、全てがうまくいくとは限りません。意思決定の前提となるものは不確定なものが多いからです。しかし、不確定なものは、実行を通して情報を集めることで、正しいかどうかを確認することが出来ます。そして新たに検証済みのものを前提として意思決定内容を、より適切なものに見直すことが出来ます。

さらに前提となる環境などは変化していきます。この変化も実行しているからこそ、現場で気付くことが出来るものです。変化があるのであれば、意思決定内容を見直す必要があるかもしれません。

これらの実行の次にすべきことを行うためには前提があります。それは、意思決定がきちんと検討され、論理的に説明出来るようになっていることです。意思決定の前提となるものがあるから、実行して入手した情報を比較検討し、見直しに行かせるのです。

このように実行することで初めて検証出来たり、新しく入手出来る情報があります。そしてこれらの情報を元に、必要であれば意思決定内容ややり方を修正することが出来ます。さらに取り組まなければならないことに気付くことが出来、適切な意思決定を行うことが出来ます。これら全てが、実行の次にすべきことです。

ビジネスでは、次にすることがなくなることはありません。実行しながら情報を集め、次にすることを考え続けなくてはならないのです。

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