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成果に影響を与えるもの

説明する人の手

目次

ビジネスで成果を上げるために、何か1つのことに集中出来れば取り組みやすいです。

しかし、これだけしていれば良い、このポイントだけを押さえていれば良い、というものはありません。

成果はさまざまな要因の組み合わせで決まります

主なものは、

  • 戦略や戦術、対策の内容
  • 実行
  • 取り組み姿勢
  • PDCAサイクルを回す

です が、それぞれ中にも多くの要因があります。
そして、成果は要因の足し算 ではなく、掛け算で決まります。

内容自体が成果に影響を与えます

戦略や戦術、対策は、論理的に考えた上の選択でなくてはなりません。
流行りや、 定石のような無難なものは、 差別化につながり ません。
その会社にとって有効かどうかも分かりません。
ベストプラクティスのような素晴らしいものを模倣しても、環境や条件が違えば、うまくいかないことが多いです。
安易な答えに飛びついてはいけません。

論理的に考え、選んだとしても、多くの仮定を元に立てられています。
現状把握、評価や分析など 全てが仮説です。
そこに独自の判断基準が加わるのです。

一度決めたことに執着してはいけません。
いくら 真剣に、緻密に考えたとしても実行しながら 情報を集め、PDCAのサイクルを回して、修正しなくてはなりません。

実行も成果に影響を与えます

期待する成果が出ない時、 戦略や 戦術、対策に問題があると言われることが多いです。
しかし現実には、実行に問題があるケースも少なくありません。

数は少ないですが、きちんと 実行されていないケースもあります。
さまざまな理由から、実行の量が不十分なケースもあります。
いずれにしても実行量が少なければ、十分な成果は出ません。

そして、実行の質も成果を左右します。
実行の質を決める要素は、能力やスキルです。
同じことをしても、そのことに必要な能力の高い人と低い人では結果が違うのは当然です。

重要なのは取り組む姿勢です

精神論に聞こえるかもしれません が、取り組む姿勢も重要です。
特に実行に関しては姿勢が最も重要です。
同じ人でも真剣に取り組むのと、適当に取り組むのとでは行動量も、集中力も変わります。
真剣に取り組めば、成果を上げるための創意工夫も続けるでしょうし、能力も向上するでしょう。
当然、結果が変わります。

では、真剣に取り組む理由には何があるのでしょうか?

会社や上司に従順だから
会社に貢献したいから
会社や上司に認められたいから
向上したいから<
戦略や戦術、対策内容 へ納得しているから
目指している成果に期待しているから
もしかしたら従わないと嫌なことが困るから、という人もいるかもしれません。

理由はさまざまでしょうが、真剣に取り組む姿勢が成果に大きな影響を与えます。

PDCAサイクルを回すことも重要です

戦略や戦術、対策の内容も当初は仮説です。
仮説は実行を通して検証するしかありません。
そのためには実行しながら検証に必要なデータを集めなくてはなりません。
当然ですが適当に実行した結果では内容の検証するデータとしてふさわしくありません。
そうして集めたデータを使って内容を検証し、改善することが必要です。
いわゆるPDCAのサイクルです。
 
しかし、現実に必要なのは行動の量と質についても検証しなくてはなりません。
そして実行に関してPDCAサイクルを回すことも重要です。
 
PDCAサイクルを回すにはポイントがあります。
  • 実行と検証とを分け、実行する時には実行に集中すること
  • PDCAサイクルを回すために必要な情報を記録すること

成果のために重要なのは考え、決め、実行し、見直し、試行錯誤を続けること全て

戦略や戦術、対策は作るだけで成果が上がるわけではありません。
作りっぱなしではなく、きちんと実行しなくてはなりません。
実行には量と質を求め、そのデータを集め、検証しなくてはなりません。
検証は結果の良し悪しに関係なく行い、PDCAサイクルを回し続けなくてはなりません。

これらの1つでも欠ければ成果を出す可能性を上げることは出来ません。
そして、これらの1つでも不十分ならば成果を十分に上げる可能性を高くすることは出来ません。
成果は必要な要素の掛け算で決まるのですから。

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