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複数の候補から一つを選ぶ決断

無数の鉢植え

オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

ビジネスに限らず、複数の候補から一つを選ばなくてはならない場面があります。その決断は難しいものです。

ビジネス活動は選択の連続です。そして、その選択の結果が現状を作り、将来を決めます。しかし、全てにおいて満点の選択肢があることはほとんどありません。一長一短ある選択肢の中から選ばなくてはならないのが現実です。

それぞれの候補には違う劣っている点、不満な点があります。もちろん、それぞれに違う優れている点があります。そして劣っている度合い、優れている度合いにも違いがあるでしょう。

どうしても譲れない最優先の要素が決まっている場合は、いくつかの候補を外すことが出来るでしょう。例えば、実行するのが困難、予算や時間が確保出来ない案は除外するしかありません。採用した場合、その他の部分で容認出来ない悪影響が出る案も除外出来るでしょう。

しかし、これらの明らかに除外出来る案ばかりではありません。除外するほどの問題点がない候補が複数あるケースがほとんどです。この場合、最終的には総合的に判断するしかありません。そして、どれを選んでも、劣っている点があり、不満な要素があります。それでも誰かが選ばなくてはならないのです。

また、譲れない最優先の要素に従って除外していくと、一つも候補が残らないこともあります。劣っている点が分かっており、悪影響があることも分かっていて、負担や犠牲となることが大きいと分かっていても、会社としてどれかを選ばなくてはならないケースもあります。当然、負担や犠牲を強いることになる部門や社員から大きな不満が出るでしょう。それでも誰かが選ばなくてはならないのです。

論理的に考えても、合理的な回答がないことが多いのが経営の意思決定です。あちらを立てればこちらが立たず、の状況です。そして、最終的に選ばなくてはならない立場の人は、経営者しかいません。

本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。応援しています!

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