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【部下への指示に表れる現場力(4)】

ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
前回のテーマの続きです。
実行される指示をするのも
経営者の現場力の一つです。
ところが多くの会社で
社員が指示通りに
動いてくれない
という問題も
起こっているようです。
指示を実行しない
社員の立場からの理由の内、
今回は、
3.指示の実行が非現実的
について考えてみます。


いわゆる無理難題と
社員が思っているケースです。
何をするように言われているか
分かっていて、
こなすだけの
経験も知識もスキルも
持っているけれど、
無理と判断しているのです。
この場合、
理由は二つの可能性が
あります。
一つ目は「期限」です。
時間に余裕があれば
出来るけれど、
期限内に終えるのは
無理だと考えているのです。
他に抱えている仕事が
あるはずですから、
上司は本当に
自分の仕事の状況を
知ってくれているのか
不安に思うと同時に、
その中で与えた指示に対して
不満を感じるかもしれません。
まずは、
今の業務量を分かっていることを
伝えることが大切です。
その上で、
会社として必要なこと、
などの指示の理由を
はっきりと伝えることが
重要です。
指示の理由の中には、
厳しいのを分かった上で、
壁を越えることを
期待していることも
あるかもしれません。
一気に
社員の殻を破るため、
社員の成長のための
機会を与えるのが
この指示を
与えている理由
の場合です。
これは、
もう一つの
社員が無理と感じる理由、
「スピードや精度、質」などが
実現不可能と考えている
ケースと共通しています。
今までのやり方の延長では
実現出来ていないことは、
今までと違った
やり方でなくては
実現出来ないのです。
そんな高いハードルを
超えようと
チャレンジするから
新しいやり方や
全然違うアイデアを
思い付くものです。
最初から無理だと
思っていることには、
真剣に取り組まない
ものです。
相手の現状を
分かっていること、
その上で、
厳しい条件の
指示をしている理由、
この二つを、
きちんと伝えることが
大切なのです。
そして、
その壁を乗り越えることを
期待していることを
伝えることも大切です。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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