ビブラビ記事一覧

会社と社員との相性の重要度

全員笑顔の職場の仲間

オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

就活生へのアドバイスが新聞記事の中にありました。その内容を就活生がどのように受け取るのか興味がわきました。

最近、多くの会社で採用の際、集団面接を行い、応募者にディスカッションさせることが多いようです。その場での振舞い方が、その記事の中のテーマでした。その記事の中で勧めていたのは、巣の自分を出すことでした。

面接の中で取り繕ってもボロが出ることがあります。もし上手く素の自分とは違う自分を演じて採用されたとしても、入社してから苦労することになるでしょう。ならば面接の時から素の自分を出して、会社に相応しいかどうか判断してもらうと良い、という理由です。

会社は社業に貢献してもらえる人材を採用します。会社によって優先する要素も基準も違いますが、頭の良さや能力を求めます。また、会社にはそれぞれ特有の文化があります。会社の一員として、会社に馴染むかどうかも採用において重要な要素の一つです。社員と会社との相性も重要なのです。

ところが最近は、自分が何になりたいか、どうなりたいかを自分で考えるように育てられています。職業や職種、働きたい業界を明確に決めることが大切だと教えられています。もちろん、その中で、この会社で働きたい、と希望する会社もはっきりしている就活生もいます。当然、その会社、業界で働きたいという熱意も強いでしょう。そのような就活生にとって、希望する会社に採用されない、希望する業界で内定がもらえないのは、大きな失敗です。

会社が欲しいのは、社業に貢献してくれる人材です。特殊な知識や能力が必要な職種もあるでしょうが、そのような職種は多くありません。一定レベルの頭の良さと能力があれば十分でしょう。就活生が持っている能力やスキルは、まだ実践レベルには達していいません。仕事の中でレベルアップさせる必要があるので、入社当初にレベルが高くなくても、それほど問題ではないでしょう。

そこで実際に重視されるのは、会社に合うかどうかです。それを見るには、集団面接のディスカッションでの振る舞いを見るのが良いでしょう。

しかし、就きたい職業、働きたい会社をはっきりと持ち、熱意を持っている就活生は、会社との相性で採用が決まると聞くと、どう感じるでしょうか?不採用となった時、会わなかったのだから仕方がないと、簡単に割り切れるでしょうか?

相性の合う応募者の中で、働く熱意が高く、一定以上の知識や能力、スキルを持っている人を採用することが望ましいと考えています。最近は、この業界のこの会社は、このようなタイプの人を採用する、といった情報も多く流れています。採用を勝ち取るために、振る舞いも練習している応募者もいるでしょう。素の自分を隠そうとしている人を相手にして、人を見極めるのは大変です。それでも、会社は会社に合う人を見極め、採用することが大切です。

中小企業では、人を見極める最終判断者は経営者です。採用に関しても、経営者の役割は重大です。

本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。応援しています!

アーカイブ

オフィスビブラビ公式Facebook

PAGE TOP