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【社員に新しいことに取り組ませるのは難しい?】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
社員に新しいことに取り組ませることに苦労している経営者は多いようです。
新しいことに取り組むのは、なぜ難しいのでしょうか?


マーケットのニーズや技術などは常に変化しています。
それにに合わせ、商品やサービスも変化していきます。
そして、仕事の内容ややり方も変化しなくてはならなくなります。
どのような内容の仕事をするのか、どのようなやり方をするのかを最終的に決めるのは経営者です。
そして、決めたことを社員に指示します。
ところが、思っていた以上に、変化に時間がかかることもあります。
指示通りに動かなかったり、場合によっては元の内容ややり方に戻ってしまうこともあります。
そこで、社員に変化を求めるのは難しいことだと感じている経営者は多くいます。
今までとは違う内容の仕事ややり方は、社員にとっては新しいことです。
新しいことは不慣れなこともあり、不安があります。
そこで、ただ指示し、強制するだけではなく、きちんと説明し、変化した後の状況に希望を感じさせ、背中を押し、励ますことが効果的です。
このことを理解して、実行している経営者もいると思います。
それでも、簡単にはいきません。
では、なぜ不安を払拭しても、先に希望があっても、新しいことに取り組むのは難しいのでしょうか?
その根本の理由は、今までしてきた慣れ親しんだ、言い方を変えると当たり前であり、習慣となっていることを止めることが難しいからです。
これは自分自身のことを考えてみても分かると思います。
経営者は、社員に新しいことをさせたり、今までのやり方を変えたりさせなくてはなりません。
前向きに取り組んでもらうために、社員の不安を払拭し、希望を与えなくてはなりません。
そして、新しいことに取り組ませ、変化を定着させるためには、定期的に確認し、介入し、粘り強く働きかけ続けなくてはなりません。
これが出来ているのも、現場力の強い経営者の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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