現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビです。
ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
経営者や管理職は
部下から相談を
受ける立場にあります。
相談は、
部下との信頼関係にとって
重大な影響を与えます。
忙しい日常業務の中ですが、
相談した時の対応で
上司への信頼をなくした
という部下は多いものです。
逆に言えば
相談の対応によって
信頼関係を強めることも
出来るのです。
まず大切なことは、
相談してきている部下の話を
しっかりと最後まで
聞くことです。
ポイントは、
最後まで
です。
話を聞くのは当たり前と
思うのですが
しっかりと聞いてくれると
感じている部下は
意外に少ないのが現実です。
多くの上司は
話の途中で
指示や助言を始めるのです。
経験豊かな上司は
途中まで聞いた所で
理解した気になり、
結論を出してしまうのです。
理解した気になっているだけで
理解出来ておらず、
最後まで部下の話を聞くと
間違った理解をしているかも
しれません。
理解出来ていたとしても
途中までしか説明を
聞いてくれない中で
指示や助言をされても、
部下にとってみると
十分に納得出来ないことも
起こります。
しっかりと聞いた上で
次の段階で必要なのは、
今後の対応の共有です。
相談されることが
全て解決出来るわけでは
ありません。
相談を受けてた時、
とりあえず預かる上司もいます。
もしかしたら、
すぐに解決策が浮かばない、
他のことで頭が一杯なので
後で考えるつもりかもしれません。
それでも、
預かってもらった部下は
何とかしてくれるものと
考えます。
ですので、
そのまま放置してしまうと
部下の信頼を失う可能性が
高くなります。
解決したとしても
結果を伝えなければ
信頼を失う可能性があります。
解決出来ない場合、
途中経過や結果を
報告しなければ
確実に信頼を失います。
では
どうしたら良いのでしょうか？
しっかりと聞いた後は、
対応策、
必要なアクションの役割分担、
進捗状況と結果の報告について
共有することが重要なのです。
解決策を考える時、
部下のアイデアを聞くのも
良い方法です。
アイデアがない場合も
一緒に考えるのも良いです。
解決策を考えることは
部下にとって
学びの機会になります。
現実には
いくら上司でも、
全ての問題を
部下の望むように
解決することは出来ません。
解決出来なかった場合は、
結果をやむを得ないと
部下が納得出来るかどうかが
重要です。
そして、
うまく解決出来た時には、
部下にも成長につながる
経験を積ませることが
出来ることが望ましいのです。
さらに、
うまく解決出来た結果を
一緒に喜べると最高です。
日常的に受けている
部下からの相談は、
部下の育成の機会であると共に
信頼関係を深める機会にも
なります。
あなたは
部下からの相談に
どのように対処していますか？
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
２０１１年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE（ビブラビ）はフランス語で「人生万歳」という意味です。
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長尾洋介プロフィール
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