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「ワーク・ブレイクダウン」実践家、
「こんな会社にしたい」を応援する
オフィス・ビブラビの長尾です。
アイデア出しをしている時、
テーマから外れた発言が
出て来ることはありませんか?
そんな時、どんな風になりますか?
「関係ないこと言っている」
無視したり、
シラけた雰囲気になったり
発言した人に批判的な視線が飛んだり
していることが多いと思います。
そんな時、どうしていますか?
テーマから外れていると
注意し、
発言内容は無視することが
多いようです。
でもこれは、「もったいない」です。
「もったいない」と考えるには、
二つの理由があります。
一つ目は、発言した人は、その後、
積極的に発言しなくなります。
性格にもよりますが、
批判されたことで、
もう考えないし発言もしないと
態度を硬化させる人もいますし、
恥ずかしく思ったり、自分を責めて、
消極的になってしまう人もいます。
発言した本人だけでなく、
発想を自分から制限したり、
批判を恐れて発言に慎重になる人が
出てきます。
いずれにしても、
考え、発言することに消極的な
参加者を作ってしまうことは
「もったいない」状況です。
二つ目の理由は、
せっかく出てきた
アイデアを「棄てて」しまう
ことです。
人の発想は、自由に広げるから、
良いアイデアも出てきます。
テーマが決まっていても、
関連するテーマのことが
思い浮かぶことがあるものです。
それはそれで、
貴重なアイデアなのです。
そのまま脱線してしまうのは
問題ですが、
無視してしまうのは、
「もったいない」です。
ではどうすると良いでしょうか?
そこで効果的なのが、
「待合室」です。
書き出している紙やホワイトボードの
隅に「待合室」と書いた枠を作ります。
発言した人に、
「本気で」「心から」
発言したことに感謝し、
発想を誉めた上で、
「今のテーマに合っているかどうか」
質問します。
大抵の場合、
本人がズレていることを認めます。
その上で、
そのアイデアに合ったテーマで
アイデア出しをする、
そのアイデア自体をテーマにして
アイデア出しをする
他にもアイデア出しする必要がある
テーマがないか話し合う
ことを、
後で議題にすることを提案します。
そして、発言内容を
「待合室」に書き出します。
以上です。
発想が飛んだ時に、
素晴らしいアイデアが出ることが
多いものです。
参加者の発想を制限するのも、
その場のテーマとズレているからと、
棄ててしまうのは、
本当に「もったいない」です。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
「ワーク・ブレイクダウン」は、
「見える化」によって、
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経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
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長尾洋介プロフィール
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