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【仕事の見た目と中身】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
見た目と中身とのどちらが大切かは、さまざまな分野で話題になります。
仕事では、どうでしょうか?


多くの分野で言われている通り、仕事でも見た目は重要です。
見た目の良さは、人の目を引きます。
人の注目を集めることは、多くの人から知ってもらうことにつながります。
まず知ってもらうことは仕事でも重要です。
知ってもらい、興味を持ってもらわなければ、中身を知ってもらうことも出来ません。
つまり、見た目の良さはチャンスを増やすために有効なのです。
では、見た目だけ良ければ良いのかと言えば、そうではありません。
仕事は相手の利害と関係しています。
中身が伴わなければ、結果として仕事にはつながりません。
私は中身が重要だと考えています。
例えば何かの提案を受けたケースを例にしてみます。
見栄えの良い企画書であれば目が行き、読んでみる気になります。
見栄えのしない企画書は後回しにしがちになります。
見栄えが良くて、中身も良ければ問題ありません。
そのまま見栄えのしない企画書を見ることなく、見栄えの良い提案に決めるかもしれません。
ところが見栄えは良くても中身が悪ければ、印象は悪いです。
目を通す時間が無駄だったと感じます。
厳しい言い方をすると、騙された気持ちになります。
そして、一度悪い印象を与えると、次の提案の機会はありません。
しかし、中身が良ければ、見栄えは関係ないかと言えば、そうではありません。
見栄えが悪ければ、後回しにされる可能性が高くなります。
場合によっては、目を通されないまま却下されることもあります。
一定のレベル以上の見た目は必要です。
見栄えが良くても中身が伴わなければ駄目です。
ましてや良く見せ過ぎてはいけません。
とは言え、中身さえ良ければ、見た目はどうでも良い訳ではありません。
企画書で言えば、見やすさ、分かりやすさには配慮しなくてはなりません。
人で言えば、言葉遣い、姿勢、振る舞いなど、一定レベルのマナーや気遣いも必要です。
中身を最も重視し、見た目は最低限のレベルを維持し、その上で可能であれば見栄えにも気を配っているのも、現場力の強いビジネスパーソンの特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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