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他社の成功事例から学ぶ

経営手法などの成功事例は、
書籍だけでなく
講演やセミナーでも紹介されています。
他社の成功事例を
どのように活かしたら良いのでしょうか?
研究熱心な社長や経営幹部は、
本当
に良く勉強していますし、
情報にアンテナを張っています。
特に同業者の成功例や、
その手法などは良くご存知です。
そして、
私のようなコンサルタントも
その情報源の一つとして、
よく質問されます。
「成功している会社は何をしていますか?」
ところで、
他社の成功事例を活かせていますか?


こう言ってしまうと身も蓋もありませんが、
参考にはなりますが、
真似ても上手くいきません。
それ以前に、せっかく
情報や知識を手に入れたのに
実行段階まで進んでいないケースが
多いように感じられます。
もちろん成功には、
必ず何か「理由」があります。
成功した後で分析すると、
その「要因」が見つかります。
講演やセミナーなどで、
他の人に伝える前には、
その「要因」を理論的に整理して、
「モデル化」します。
「モデル化」は、
一般的に利用できるように、
構造を単純化することです。
これは、
特にアメリカの大学の先生が
書いている「理論」の本と
同じなのです。
多少は、臨場感のある
実話や苦労話が加わっても、
興味深く聞くことが出来るだけです。
成功事例の中でも、特に、
業界の「ベスト・プラクティス」は
魅力的です。
「こうすれば、上手くいく」
「トップの会社は、こうやっている」
のが「ベスト・プラクティス」
なのですから。
この「ベスト・プラクティス」も
「モデル化」されたものです。
この「モデル化」されたものを
自社に取り入れようと
努力した方は分かると思いますが、
ほとんどのケースで、
上手くいきません。
取り入れるための、
コストや時間、努力に見合う
効果が出ることは稀です。
それは、
置かれている環境が違う
会社の実情が違う
などの、
「前提条件」が「違う」からです。
しかも、上手くいったとしても、
所詮は「二番煎じ」です。
オリジナルを超えることは出来ません。
では、他社の成功事例を学ぶことは
ただの「無駄」なのでしょうか?
そんなことはありません。
成功事例の「手法」は、
時間と努力を傾け、
工夫と改良を加え、
編み出した「技」なのです。
「ゼロ」から編み出すよりも、
他社が編み出し、
成果の出ている「技」を
参考にする方が、ずっと効率的です。
そこには、
「前提」が同じならば「機能する」
「エッセンス」があります。
その「エッセンス」を参考にして、
自社の環境や実状などの「条件」
に合った形に「アレンジ」するのです。
そして、
自社の「型」が出来上がるまで、
工夫と改良を続けることが必要です。
このように考えてみると、
参考にするのは、
同じ業界の成功事例に限りません。
他の業界の成功事例からも、
学べることは多くあります。
いずれにしても、
「エッセンス」を
自社の「条件」に合うように、
「アレンジ」し、
工夫と改良を続けること。
これが成果を上げるポイントです。
創意工夫を続けることで、
会社はまだまだ良くなります。
他社の成功事例も
上手く活かしましょう。

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