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【大相撲の問題から経営に関連して学べること】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
大相撲がニュースをにぎわせています。
情報が不十分なため憶測ばかりが広がり、かえって報道を加熱させているようです。
今回の問題から、経営に関連して学ぶべきことがあります。


日馬富士は、礼儀、礼節に欠けている後輩力士の姿勢を正したいと考えていました。
貴乃花親方は、相撲協会の体質を正したいと考えてると言われています。
どちらも、その目標や目的について信念を持っています。
そして、賛同する人も多いと思います。
その上で、日馬富士は後輩力士の指導の手段として法的にも問題のある暴力を使いました。
貴乃花親方は、相撲協会の規定に反して事件の報告を行わず、協会の調査への協力を拒否しました。
課題解決のための対応策を考える場合、前提として目指す目標やゴールがあります。
その目標やゴールが魅力的であったり、高尚であったり、大義があることは、社員を巻き込む上で効果的です。
しかし、いくら大義があっても、手段を間違えると、得たいものも得られず、失うものも大きいといった事態になります。
ワーク・ブレイクダウン・プログラムでは、対策を選ぶ場合、さまざまな視点から評価することを勧めています。
対策の評価としては、
目的に対して効果があるのか?
実行出来るのか?
などが中心に検討されることが多いものです。
しかし、それだけではなく、
法的に問題がないのか?
はもちろん、
どんな悪影響が考えられるか?
などについても、しっかりと検討することが重要だと考えています。
どんなに目的が立派であっても、適切な手段を選ばなければ、目的が達せられなかったり、もっと大きな悪い影響が出るものです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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