神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
師走に突入しました。
今年も残すところ1か月です。
行事も多いこの時期、気が付けば年末ということになりがちです。
このような慌ただしい時期だからこそ、お勧めすることがあります。
それは計画を立てることです。
経営者や会社員、フリーランスなど、さまざまなビジネスパーソンと話す機会があります。
そんな中で気が付いたことがあります。
計画を立てている人が少ないことです。
仕事をしていれば、会議やアポイントなど予定があります。
そこで、スケジュールの管理をしている人は多いです。
仕事にはタスクがつきものです。
やり残しのないように、タスクリストなどを作っている人も多くいます。
タスクをこなす時間もスケジュール化している人もいます。
しかし、スケジュールとタスクとの管理で出来ることは何でしょうか?
しなくてはならないことを忘れることなく、遅れることなくさばくことです。
多忙な日々の中で、仕事をさばくことは大切です。
任された仕事をきちんとさばくだけでも、評価されるべきことです。
しかし、予定を組んでさばくだけで十分なのでしょうか?
ワーク・ブレイクダウン・プログラムで扱うテーマには、ゴールがあります。
そのゴールに向けて計画を作ります。
ところが、この計画を作るプロセスに不慣れな人が多いのです。
日々こなさなくてはならない業務があり、さらに日々起こるさまざまなことに対応し、さばくことに追われることが普通になっています。
このような状態が続くと、さばくことで精一杯になってしまいます。
そして、期限内にさばくために、予定を組むことは上達していきます。
しかし、このような毎日頑張った結果、何が達成出来ているのでしょうか?
スケジュールとタスクとを管理するためにしていることは、予定を組むことです。
目的を持って、目標を設定して行う計画とは違うものです。
師走は慌ただしい時期ですが、節目でもあります。
予定を組むだけでなく、計画について考えてみてはいかがでしょうか?
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オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール
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経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
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