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【経営者は人を評価する立場?】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
経営者は、人を評価をする立場にあると言われています。
それは、本当でしょうか?


経営者やマネジメント職にある人は、社員として誰を採用するか判断します。
そして社員の中で誰を昇進させるかを判断するのも経営者やマネジメント職です。
一般的に言われているように、経営者やマネジメント職は人を評価する立場にあります。
特に最終決定者ですので、経営者は人を評価する立場にあると思われています。
しかし、評価しているのは経営者だけでしょうか?
例えば、経営者が社員を評価しているのと同様に、社員も経営者を評価しています。
働く会社として、どの会社を選ぶのかを決めているのは応募する人です。
応募する会社を選ぶ時に会社の姿勢などを通して経営者のことも評価します。
実際に面接などでは、働いている人を通して会社や経営者を評価します。
そして応募者は、採用されることになっても、入社するかどうかを判断します。
また働いている社員も経営者を評価しています。
社員である限り、まじめに仕事をすることは当然と言えます。
しかし、多少でも無理をしないといけない場面で、どこまで頑張るかを決める時、経営者をどのように評価しているかが大きく影響します。
社員を採用する場面でも、社員に協力を求める場面でも、経営者は評価される立場にあるのです。
お客様が、お店やメーカーやブランドを選んでいると言われています。
しかし一方実際には、お店やメーカーもお客様を選んでいます。
一般的に言われている通りに、一方的にどちらか一方がもう一方を評価しているわけではありません。
どのような立場にいても、誰かを評価していると同様に、誰かから評価されています。
経営者は社内では最も高い立場の肩書を持っています。
しかし、だからと言って、評価するだけの立場にいる訳ではありません。
そのことを理解した上で、行動を律しているのも、現場力の強い経営者の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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