神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
ビジネスでは、足元が大切だと言われます。
どんな戒めなのでしょうか？

会社もビジネスパーソンも、将来に実現したいものを思い描いています。
そして、その実現のために、日々取り組んでいます。
ところが、問題が起こりがちな場面があります。
例えば会社が大きなビジネスを獲得出来そうな時、社内はどうなるでしょう？
そのビジネスの獲得に集中するあまり、今まで日常的に行って来たビジネス活動が疎かになることがあります。
もしそのビジネスが獲得出来たら、どうなるでしょうか？
そのビジネスを成功させることに集中するでしょう。
そんな時、疎かにされがちになるのが、今までの会社の業績を支えてきたビジネスとそれに関連する業務です。
これが会社にとっての足元です。
個人で言えば、以前よりも大きな役割を任されることがあります。
昇進したり、重要な業務を担当することになった時、どうするでしょうか？
やる気に溢れ、新しい役割に集中して取り組むでしょう。
そのような時に疎かにしがちなのが、日常的にこなしていた基本的な業務です。
そこにほころびが出ることで、後で大きな問題に発展することは少なくありません。
これが個人にとっての足元です。
将来のビジョンや夢のことばかり考えて、目先のすべきことをしない人もいます。
しかし、このような人は多くありません。
足元のことを疎かにしがちなのは、将来のビジョンや夢につながりそうなチャンスが目の前にある時です。
このような時は、つい浮き足立ってしまうものです。
しかし、いくらチャンスであっても、冷静に足元のことを疎かにせず、すべきことをするのも、現場力の強い会社やビジネスパーソンの特長の１つです。
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オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール

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長尾洋介

経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
２０１１年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE（ビブラビ）はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
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