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ありがとうございます。
「ワーク・ブレイクダウン」実践家、
「こんな会社にしたい」を応援する
オフィス・ビブラビの長尾です。
日本人は議論が苦手と
言われます。
そして、意見が合わないと、
険悪な雰囲気になりがちです。
「ワーク・ブレイクダウン」は、
積極的に議論をする場なので、
意見の対立も起こりますし、
感情的になる参加者も
出て来ます。
このような場合、
どのように対処すると
良いでしょうか?
日本人は文化的な背景もあり、
人と議論する経験が乏しいのが
現実です。
そして、議論といえば、
アメリカ式の「ディベート」が
中途半端に紹介され、
ある意味もてはやされ、
自分の意見を通すことに固執する
傾向が生まれました。
このような「勝ち負け」を
争う議論をするくらいなら、
「根回し」で決める方が、
良いです。
「ワーク・ブレイクダウン」では、
意見の「対立」を、
「事実」と「意見」を切り離し、
「論理的」に、
参加者全員が「共有」しながら、
「結論」を求めていきます。
それでも「感情的」 になることが
あります。
「感情」は、
「事実」や「出来事」への
「解釈」や「評価」の
結果として起こります。
「解釈」は、
「受け取り方」や
「判断基準」によって、
「違い」が出てきます。
参加者が「感情的」に
なりかけていることを感じたら、
その場で「共有」されていない
「背景」や「前提」となっていることを
「共有」するようにしていきます。
それでも「感情的」なままなら、
「解釈」や「評価」の元になっている
「受け取り方」や「判断基準」を
説明してもらいます。
通常は、
なぜ「感情的」になっているかを、
本人と他の参加者が理解し、
「共有」出来ると、
「冷静」な話し合いに戻れるものです。
それでも、ダメなら・・・。
ブレイクを取って、
頭を冷やす時間をとるのも、
効果的です。
そして、冷静になったところで、
「論理的」な議論に戻ります。
それでもダメな時は、
最後の手段として、
「感情」を爆発させる方法が
あります。
ミーティングで
「感情的」になるのは、
みっともないと思っている人が
ほとんどです。
そこで、
「感情」を押さえるのですが、
押さえると押さえるだけ、
溜まっていきます。
そして、爆発します。
口では「冷静」だと
言い張るでしょうが、
人から見ると
「冷静」でないことは明らかです。
ここまでのレベルに
ならないうちに対処することが
必要ですが、
人の「感情」を全て読み取れる
わけではありません。
いずれにしても、
「感情的」な「対立」は、
出来るだけ避ける必要があります。
上手く「冷静」で「論理的」な
議論を活発に行うことが
ファシリテーターの役目です。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
「ワーク・ブレイクダウン」は、
「見える化」によって、
現場の実践力を高める手法です。
あなたの会社、
あなた自身、
もっと良くなります。
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経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
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長尾洋介プロフィール
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