現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビです。
ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
ファシリテーターとして
クライアントの会社の
会議に参加した後、
参加している管理職の方から
時々相談を受けます。
最近受けた、
話し合いの途中で
不満そうな様子の見える人を
どのように扱うか?
という相談は、
しばしば受けます。
このテーマについて
考えていく4回目です。
前々回から、
不満そうにしている
参加者がいる場合の
対応ごとに考えています。
今回は、
意見を聞いた上で反論する
です。
実は聞いていると
このタイプが一番多いです。
不満そうな参加者を
放置することは
良くないと思い、
意見を求めるのは
前回のタイプと同じです。
前回のタイプは、
ガス抜きさえさせれば
良いと考え、
聞いた意見をきちんと
取り上げません。
ところが、
このタイプの管理職は
意見を取り上げます。
しかし、
意見を聞いた後、
反論し、
その時の議論の方向性が
正しいと説得しようとします。
反対意見は、
議論を止めたり、
逆戻りさせます。
いずれにしても
結論に至るまで
時間が余計にかかります。
場合によっては、
その人や、上位の人の
意向に合わない方向へ
結論が向かう可能性も
出て来ます。
今の方向性のままで
進めるために、
邪魔されたくない
というのが本音です。
当然、
不満を感じている参加者の
不満が解消されることは
ありません。
私の場合、
前回のブログでも書いた通り、
反論を歓迎しています。
前回書いたことに加え、
意識していることが
もう一つあります。
それは、
質問することで、
不満の根本的な理由を
探っていくことです。
何が共有出来ていて、
何が共有出来ていないのか?
何が合意出来ていて、
何が合意出来ていないのか?
事実、
解釈、
根拠、
前提、
論理展開などを
明らかにしていきます。
もちろん、
結論を導き出し、
合意を形成するには
回り道になります。
しかし、
このことを放っておいて
本当の意味での合意を
形成することは出来ないと
考えているからです。
今回考えたのは、
意見を聞いた上で反論する
タイプでした。
次のブログでは、
最終回として、
どのように扱うと良いかを
まとめます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
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