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仕事納めは仕事始めの始まり

手帳とペンと考える人

オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

今年も年末を迎えようとしています。仕事納めは、ただの仕事の最終日ではありません。

年末は何かと慌ただしいものです。コロナ下で少なくなっているかもしれませんが、年末の挨拶回り、忘年会など、他の月の終わりにはない、しなくてはならないことがあります。その上、月末なので集金や支払いも通常通りあります。しかし、年末年始で休みが多いので大変です。月末の報告に加えて、第三四半期末や年度末の報告も加わります。

とにかく年内に終える必要のあることをこなすだけでも大変です。そこで、何とか仕事納めまでに全てを完了することで手一杯になりがちです。しかし、年内は一つの区切りでしかありません。年が明ければ、新しい年、新しい年度か四半期が始まるのです。

年明けは、どうしますか?
新年のことは、新年になってから考えますか?
それで、良いスタートが切れますか?

私が会社勤めをしていた時、ある上司に言われたことがあります。

スタートダッシュは大切。
だから、節目を迎える前に、節目の後の計画を立て、始動の準備をすることが大切。
それが来期の成果を左右する。

例えば、年末の挨拶回りです。目的は、その年のお礼と感謝の気持ちを伝えるだけではありません。来年もよろしくとお願いするだけで終わってはいけません。来年のクライアントの状況を尋ね、ビジネス機会についての感触をつかむのも大切なことです。

事務系の仕事ならば一月の業務の概要を確認し、計画を立て、そのための段取りを行うことが大切です。一月は年始の休みもあり、稼働日が少ないです。その上、年始ならではの行事、年始の挨拶回りなどがあり、通常の月と比べて時間を取られることが多いです。段取りを組んでいなければ、ただ業務をこなすことに追われることになります。

仕事納めの日には、当然、年内にしなくてはならないことを完了させていることが求められます。その上で、年明け、次の年度や四半期に向けて、計画を立て、可能な限り段取りを組んで、仕事納めの日を迎えることが望ましいのです。

ただでさえ年内に終えなくてはならないことで社内は忙しくしているでしょう。そこに来年のこともするように指示するのです。しかし、その効用は大きいのです。従業員が望まなくても、すべきことをさせなくてはなりません。そして、このようなことを指示し、実行させることが出来るのは経営者しかいません。憎まれ役を買って出なくてはならないのが経営者なのです。

本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。

このブログが2022年最後のブログです。今年一年お読みいただき、ありがとうございました。来年も、経営者の方に読んでいただいて何かヒントや刺激が与えられるように、継続して投稿していきます。

みなさまにとって、来年が飛躍の年となりますことを願っております。

それでは、良い新年をお迎え下さい。

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