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【「ワーク・ブレイクダウン」を育成に使う】

ブログを訪問していただき、
ありがとうございます。
「ワーク・ブレイクダウン」実践家、
「こんな会社にしたい」を応援する
オフィス・ビブラビの長尾です。
新入社員、
新しい職務に着いた人、
新しい業務を担当する人
に「業務」を教える機会は
多いものです。
マニュアル化されていると
良いのですが、
中小企業では少ないですし、
マニュアルが整備されていても、
全てをマニュアルだけで
「教える」ことは出来ません。
そこで、
「ワーク・ブレイクダウン」が
役に立ちます。


まず最初に行うのは、
している「作業」を
「全て」「書き出し」ます。
全ての「業務」は、
「作業」に「ブレイクダウン」
出来ます。
次に、
書き出した「作業」を
実行する順番に並べます。
最初に、
基本パターンを作ります。
しかし現実には、
常に一定のパターンではなく、
順番が変わることがあったり、
必ずしもしないことがあったりして、
いくつかのパターンがあるものです。
一定でない、ということは、
何かの「条件」によって
変わるということです。
その「条件」は、何でしょうか?
判断する上で
どんな「情報」が必要でしょうか?
どのような「条件」だと、
基本パターンではない
手順ややり方を採るのでしょうか?
この基本パターン以外を使う場合の、
「条件」と「必要な情報」、
「判断基準」を「書き出し」ます。
稀な例外もあるでしょうが、
よくあるパターンだけでも
何種類かあるのが普通です。
では、実際に「教える」場面です。
「業務」は、
「作業」の固まりです。
そして、それぞれの「作業」に
必要な「スキル」や「知識」が
あります。
基本パターンの手順に従って、
それぞれの「作業」に必要な
「スキル」や「知識」を
持っているか確認し、
持っていなければ、
「学び」「身につける」機会として
「教えて」いきます。
そして、基本パターンが
こなせるようになったら、
「応用」である他のパターンを
使う「条件」
判断するために必要な「情報」
などを教えていきます。
「教える」内容を整理することと、
「教える」順番が、
うまく「教える」ために
大切なことです。
現実には、このように、
「教える」場面くらいしか、
「仕事」を「ブレイクダウン」する
機会は多くありません。
しかし、この「ブレイクダウン」は、
他にも効用があります。
「暗黙知」のような
ベテランの「ノウハウ」が、
「明文化」出来ること。
「ブレイクダウン」した本人が、
過程を通して、
今の「業務」の「やり方」を
見直す機会となることです。
一粒で三度おいしい、
「ワーク・ブレイクダウン」を
使った「育成」、
試してみませんか?
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
「ワーク・ブレイクダウン」は、
「見える化」によって、
現場の実践力を高める手法です。
あなたの会社、
あなた自身、
もっと良くなります。
応援しています!

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