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【SMARTを満たしても良い目標設定にはなりません】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
業務には目標が設定されています。
良い目標の満たすべき条件として、SMARTが有名です。
この中には、目標数値に関する条件が3つあります。
この扱いは意外に難しいものです。


SMARTのそれぞれのアルファベットは、条件の頭文字を表しています。
実際には何種類かあるようですが、代表的な1つでは、
Stretch(背伸びした、チャレンジングな目標である)
Measurable(達成した/しないが測定、判断できる)
Achievable(達成可能である)
Realistic(現実的である)
Time-related(期間や期限がはっきり定められている)
を表しています。
これらの条件の中で、S、A、Rの3つは目標数値に関係しています。
一つひとつを見ると、なるほどと思えるのですが、3つの条件全てを満たさなくてはならないとしたら、どうでしょうか?
実は、ある特定の立場に立って考えることは、そんなに難しくありません。
経営者の立場では、3つの中のSのチャレンジングな目標が優先されます。
出来るだけ高い目標を目指して、社員に奮起してもらいたいと思います。
一方、目標を自ら追いかけなくてはならない社員の立場では、Aの達成可能であるや、Rの現実的であるの方が重要です。
目標が達成出来ない場合には、責められたり評価が下がることを想定しますので、目標は出来るだけ低い方が良いのです。
そして、会社から求められる目標と、社員が受け入れやすい目標との間に差が大きいと、社員のチャレンジする気持ちが失わることも少なくありません。
ここに目標設定の難しさがあります。
ワーク・ブレイクダウン・プログラムでは、3つの目標ラインを設定することを勧めています。
経営者が求めるレベルに近い、出来たらすごいと思える一番高い目標。
社員が無理なく受け入れられる真ん中の目標。
不測の事態が起こっても、達成出来るし、しなくてはならない一番低い目標。
目標設定で大切なことは、目標達成に向けて社員チャレンジすることです。
チャレンジさせるには、叱咤激励したり、鼓舞するだけでは不十分です。
同時に安心感も与えることが重要なのです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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