現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビです。
ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
ファシリテーターとして
クライアントの会社の
会議に参加した後、
参加している管理職の方から
時々相談を受けます。
最近受けた、
話し合いの途中で
不満そうな様子の見える人を
どのように扱うか?
という相談は、
しばしば受けます。
このテーマについて
考えていく最終回です。
不満そうな参加者は
放置することは
二つの理由で
良くないと考えています。
一つ目は、
不満を感じている人の
モチベーションが下がること。
二つ目は、
検討が必要な視点が見逃され、
意志決定の質が下がること。
以上、2点です。
ですので、
私がファシリテーターを
務める時、
不満そうな人を
放置することはありません。
ファシリテーターとしての
私のゴールは
より良い結論を導き出すことと
参加者の合意を形成することです。
ですので、
不満を感じている人の
感情そのものよりも、
その理由を中心に
掘り下げていきます。
感情や意見を
批判せずに聞き、
共感を示しながら、
背景や理由を共有することを
目指します。
そして、
出て来た意見を
きちんと取り上げます。
無視したり、
ただ説得することは
ありません。
意見として取り上げ、
検討するのです。
そうすることは
会議の目的を果たすことを
中心に考えると、
本当に価値があります。
ところで実際には
不満の対象や原因が
私のこともあります。
もちろん私も
批判の対象になることは
平気ではありません。
それでも、
不満そうな人を
放置することはありません。
放置すれば、
ミーティングの目的を
果たせないですし、
ファシリテーターとしての
役割も果たせないからです。
ファシリテーターを務める時、
私の感情の優先順位は
常に低いです。
それが
ファシリテーターとして
意識していることです。
今回まで5回にわたって
不満そうにしている
参加者がいる場合の
対応について考えてきました。
あなたは会議で
不満そうにしている人を
どのように扱っていますか?
その対処は、
良い方向に向かう
効果をあげていますか?
そのような疑問や悩みについて
考えるヒントになれば
嬉しいです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
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