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お店の良し悪しの評価

一緒にアイデアを考えている二人の男性

オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

ネットなどで評価の高いお店でも、行ってみると良くないと感じることがあります。なぜでしょうか?

最近は、お店の評価がネットに掲載されています。お店を紹介するサイトには星の数などで評価が出ています。以前はお店の紹介サイトの評価を高くするために、工夫(操作?)していることも問題になりました。しかし、今は規制されていて、行った人の評価が反映されているようです。また、個人のブログなどで、実際に行った人の感想を知ることが出来ます。

私も経営コンサルタントであるのと同時に一消費者でもあります。しかし、少し一般的な消費者とは違う部分があるかもしれません。

私は行くお店を選ぶ時にサイトの評価やブログの感想を参考にします。そして普段行っているお店やクライアント、クライアントの強豪相手のサイトの評価やブログの感想も見ます。そして実際に行った時の自分の評価と比較してみます。

もちろん、自分の評価と近いこともあれば、全く違うこともあります。これは、多くの人も同じだと思います。しかし、ここからが少し違うかもしれません。

私が自分の評価と比較するのは、サイトの評価の妥当性を判断するためではありません。他の人の評価基準、何を良いと思い、何が良くないと思っているのかを知るためです。

人によって何を良いと思うのか、良いと思わないのかには違いがあります。私には私の好き嫌いがあります。そして私の好きなものを嫌いな人もいれば、嫌いなことが気にならない人もいます。サイトの評価やブログの感想と私の評価とを比較することで、

  • どのような評価基準を持っている人が多いのか
  • 私と同じ評価基準の人が多いのかどうか

を知ることが出来ます。

経営コンサルタントという立場は、私の好み、好き嫌いでクライアントに助言するものではないと思っています。クライアントのこだわりが優先です。しかし、クライアントのこだわりが多くの人に評価されるものであることもあれば、評価する人が少ないこともあります。評価する人が多く、その部分で評価の高い競合他社が多い場合は、一見安心のようですが、埋もれてしまわないように、差別化するポイントを考えなくてはなりません。評価する人が少なくても、その部分へのこだわりの強い人が一定程度いるのであれば、その人たちにどのように知ってもらうかを考えなくてはなりません。

大多数が好むものはマーケットは大きいですが、その他大勢になってしまいがちです。好む人が少ない場合は、一度来てもらえればファンになってもらえる可能性がありますが、好む人に情報を届けることは難しいです。お店の評価に一喜一憂しがちですが、評価自体に振り回される必要はありません。ただ評価を検討して、必要な対応をすることが大切なのです。私は、そのヒントを得るためにサイトや個人のブログの感想を調べます。

しかし経営者も人間です。評価によって気分も変わります。そして、こだわりに自信を持ったり、失ったりします。その中で、何にこだわるのかを決め、一貫性を保ち、評価に対して冷静に対応しなくてはならないのが経営者です。

本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。応援しています!

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