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【重要なことのために時間を確保する】

経営者の現場力

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
経営者は忙しいです。
どうすれば重要なことをする時間を確保出来るのでしょうか?

経営者の現場力


多くの経営者は時間に余裕がありません。
元々すべきことは多くあります。
しかし1日が終わった時、しようと思っていたことが出来なかったと感じる経営者がが多いようです。
経営者の多くは、計画通りに1日が過ぎることはありません。
日々発生するさまざまなことで時間を取られます。
対応しなくてはならないトラブルも起きます。
来客もあるでしょうし、電話もかかってきます。
そして報告や相談で従業員からも声をかけられます。
これらの日々発生することが、計画していたことが出来ない主な理由です。
これはスケジュール管理が出来ていないことが原因でしょうか?
そうではないと思っています。
とは言え、日々起こることを、起こらないようにすることも出来ません。
では、どうすれば良いのでしょうか?
そもそも日々何が起こるかを決めることは出来ません。
すべきことをするには、きちんと計画するだけでは無理です。
出来ることは2つです。
1つ目は、誰にも邪魔されない時間を作ることです。
緊急で重要なこと以外では、電話も出ず、電話も取り次がれず、従業員からも声をかけられない時間を作ります。
そのような時間が1時間欲しいと思っても、難しいならば30分でも15分でも構いません。
自分も周囲も慣れてくれば、少しずつ延ばすことが出来るようになります。
もう1つは起こることに対処する方法を変えることです。
1つ目の誰からも邪魔されない時間も、最初の内はいろいろと声がかかるでしょう。
その時に、今しなくてはならないかを考え、邪魔されない時間の後で良いことは後ですると判断するようにします。
これを邪魔されない時間だけでなく、それ以外の時にも行うのです。
そのためにまず、日々起こることに対して、どのように対処するかの判断基準を持つことが必要です。
自分で判断基準を決め、その基準を守るのです。
そして、後で対処する場合に、どのように対処するかを考え、実行して試し、身に付けていくのです。
実行してみると分かると思うのですが、すぐに対処しなくても良いことは意外に多いものです。
最初のうちは多少周囲から不満の声が上がるかもしれません。
それが気になるかもしれません。
しかし、しばらく続けていると周囲も慣れるものです。
経営者しか出来ない、経営者がすべきことは多くあります。
経営者は日々いろいろなことにわずらわされるものです。
それでも、すべきことが出来ないことの影響は大きいのが経営者です。
だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。
そして支援したいと思っています。
応援しています!
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オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール

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