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【社員の発言を引き出すポイント】

ブログを訪問していただき、
ありがとうございます。
「ワーク・ブレイクダウン」実践家、
「こんな会社にしたい」を応援する
オフィス・ビブラビの長尾です。
「ワーク・ブレイクダウン」では、
現場の知恵を活用します。
そのために、
現場の社員の
情報
感じていること
アイデア
などを集めるのですが、
実は、簡単にはいきません。
そこで、発言してもらうための
ポイントが二つあります。
それは、
良い「質問」と
「安全」の確保です。


「質問」されると、
人はそのテーマについて
自然と考えてしまいます。
適切な「質問」を
適切なタイミングで投げかけることは、
非常に効果的です。
ただ、
何か意見は?
と尋ねても反応は期待出来ません。
良い「質問」は、
本人も気づいていないかもしれない
アイデアや情報の存在を
引き出します。
良い「質問」によって、
発言する「中身」が出てきます。
しかし、
何かアイデアや意見があれば、
発言するわけではありません。
そこで、
「安全」の確保が問題になります。
調査によると、
和気あいあいな雰囲気の会社でも、
自由闊達な雰囲気の会社でも、
上司の前や、会議の場で、
自由に思ったことが言える
と思っている社員は、
ほとんどいないそうです。
社員にとって、
上司の評価や
同僚の評判は、
社内での立場を左右します。
発言によって、
悪い評価は避けたいですし、
言い出しっぺとして
責任を問われるのも避けたいものです。
つまり、
積極的に発言することは、
「安全」ではないのです。
活発に議論される会社でも、
発言内容は「安全」な範囲に
限られているかもしれません。
発言が少ない会社では、
考えていないのでも、
アイデアや意見がないのでもなく、
発言することが「危険」かもしれないから
発言しないでいるのかもしれません。
この「安全」の確保は、
現実には最も重要なポイントだと
感じています。
そして、行動の鉄則は、
君子、危うきに近寄らず
です。
ですので上司は、
「安心」して発言出来るように、
配慮して、し過ぎることはありません。
あなたの会社では、
アイデアや意見を引き出すために
効果的な「質問」を活用していますか?
「安心」して発言出来る環境を作る
工夫をしていますか?
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
「ワーク・ブレイクダウン」は、
「見える化」によって、
現場の実践力を高める手法です。
あなたの会社、
あなた自身、
もっと良くなります。
応援しています!

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