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【取り組んでいることの改善が進まない現場に足りないこと】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
何かに取り組むと、一定期間後に成果を確認します。
その成果については、当初の予想や期待と比べて良かった、悪かったと評価出来ます。
ところが、その取り組んだ結果を次の改善につなげられている現場は少ないようです。
何が足りないのでしょうか?


成果は大切ですが、極端な言い方をするとただの結果です。
良い成果が出たとしても、ただ幸運なことが起こっただけかもしれません。
ビジネスの成果は様々な要因によって左右されるものです。
運や偶然に左右されずに、一定レベルの成果を上げられるように、戦術や手法などを見直すのが改善の本質です。
そのためには、まず実行内容について検証しなくてはなりません。
意外に決めたことは実行されていないものです。
そして、同じように実行していても、実行の質によって成果が変わることがあります。
また、ビジネスでは、取り組みの手法を考える時、仮説を元に決めなくてはならないのは当然です。
そこで立てた仮説が正しいかどうかを確かめることも必要です。
ワーク・ブレイクダウン・プログラムでは、実行計画を作る時、成果に影響を与える可能性がある要素を考えます。
そして、それらをモニターする方法を検討します。
改善策を考えるには、そのために必要な情報があります。
ただ対策を決めても、計画を作っても、最終的な結果だけでは必要な情報は足りません。
改善が進まない現場の多くは、改善を検討するために必要な情報を集める工夫が足りないのです。
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オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール

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