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【会議で自分の意見を言わない本当の理由】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
現場を見ていても感じることですが、最近ニュースで紹介されたアンケートの結果を見ると、自分の意見を言わない人が多いようです。
活発な議論を通して現場の知恵を生かすために、意見を言ってもらうには、どうしたら良いのでしょうか?


もともと日本人は議論に慣れていない人が多いものです。
さらに最近の若い人たちは、年輩の私たちが思っている以上に和を大切にします。
自分の意見を表明することは、
・議論に波風を立てることで、場の読めない人と思われる
・他の意見を持っている人に反感を持たれる
・無能だとレッテルを貼られる
の三つの代表的な危険性を覚悟する必要があります。
そもそも、政治問題で話題になった忖度ではありませんが、場の雰囲気や、場の流れに逆らわない形で合意形成されていくのが日本の文化的特徴です。
ワーク・ブレイクダウン・プログラムでは、積極的に意見を発表することを参加者に求めます。
ただし、ただ発表するように伝えても意見が出ることは少ないのが現実です。
そこで、ファシリテーターは工夫しなくてはなりません。
一般的には、自由にとんでもない意見でも言える雰囲気を作ることから始めます。
それで不十分な場合は、自由に意見を言うことが安全であることを伝えます。
その場合、安全であることを体感してもらうように工夫することが重要です。
いくら説明し、説得しても危険かどうかを判断する時には誰でも慎重になるものです。
そして意見を発表することにどの程度積極的かは、グループによって違いますし、同じグループでも人によって違います。
ファシリテーターが現場で注目しているのは、一番消極的な人です。
その一番消極的な人が意見を言えるようになるまで、諦めないで働きかけ続けることが重要です。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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