新入社員とか、
新しく担当する人に
教えるケースを考えると
分かるのですが、
一括りにしている
「仕事」も
多くの「作業」の塊です。
一つひとつの作業は、
単純で簡単なことも
多いと思います。
その単純で簡単なことを
手を抜かず
きちんとこなす
ことが大切です。
これが意外と難しいものです。

以前（昔？）
自動車の運転免許を取った時、
慣れたころに
事故を起こしやすい
と言われました。
仕事でもそうですが、
少し慣れてきた頃に、
ミスを犯しがちです。
自分では手を抜いたり、
いい加減にしている
つもりはありません。
過信しているつもりも
出来ると思いあがっているのでも
もちろんありません。
それでも、
人はミスを犯します。
ミスの原因を探っていくと、
ちょっとしたことが
抜けていたりします。
以前、読んだ本で、
昭和の「名工」と言われる人の
話が紹介されていました。
その方は
木工工芸品を
作っていらっしゃるのですが、
材料の選定
材料の保管
道具の手入れ
などに、
いつも真剣だそうです。
「神は細部に宿る」
とも言われます。
一つひとつのことは、
凡事かもしれません。
いつも
真剣に
些細なことを
大切にする
これを積み重ねることが
一流への道なのだと思います。
つい、
まぁいいか
この位で大丈夫だろう
こんなもんかな
としてしまいがちです。
本当に大切なことには、
一流にはなれなくても
せめて
一人前になれるように
意識したいと思います。

長尾洋介

経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
２０１１年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE（ビブラビ）はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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