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もやしの値段

書類を見ながら頭を抱えるビジネスマン

オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

もやしの生産者が減っているそうです。その背景に関心を持つ方が良いです。

食品には価格面での優等生と言われるものが2つありました。卵ともやしです。天候に左右されず、他の食品が値上げされている中でも、ほとんど価格が変わらないできたことが、優等生と呼ばれる所以です。

しかし数年前から卵の値段は上がっています。今では価格の優等生と思われていません。そして、最近話題になっているのがもやしです。

伝えられているところによると、2009年に235社あった全国の生産者は、2026年度初めには86社、約3分の1にまで減少しているそうです。生産者の減少の原因は今の販売価格にあるそうです。

スーパーなどで売られているもやしの値段は、30円から50円です。ところがもやしの適正価格は200円だそうです。つまり適正価格の4分の1の値段で売られているのです。これではビジネスとして成り立ちません。企業努力の域を超えています。廃業する生産者が増えるのもやむを得ないです。

消費者にとって価格が安い方が良いに決まっています。他の食品が値上がりしている中、納入先である卸業者やスーパーも値上げして欲しくないでしょう。これは当たり前です。一方、原材料費も人件費も上がっています。値段が上がって当然の環境です。では、なぜ価格は上がっていないのでしょうか?

需要と供給のバランスで価格は決まると言われています。しかし、マーケット価格はそれほど単純には決まらないのが現実です。今回話題になっているもやしも、市場価格が適正価格の4分の1になってしまう前に、少しずつ値上げをしていれば、今のような状況にはならなかったはずです。

最終購買者である消費者、言い換えるとマーケット、そして卸業者など直接の納品先が許さなかったのではないのではないかと思われます。いくら苦しくても、マーケットと納品先が許してくれなければ値上げはできません。一種の圧力です。とは言え、生産者の努力に頼るのにも限界があります。そして、その限界を超えると廃業する生産者が増えるでしょう。

さまざまな業種で、適正価格や料金が現実と乖離しています。下請け保護に向けて、国も動き出しています。しかし下請けではなくても、卸業者やマーケットが生産者を苦しめているケースは少なくありません。価格の維持を企業努力などと言う綺麗事で事業者に押し付け続けても、それが長く続くわけがありません。

どれだけ苦しくても、値上げが許されない状況にある企業、特に中小企業は少なくありません。そんな中でもビジネスを継続し、会社を存続させる責任を負うのが経営者です。商品やサービスを必要としている人がいて、働いている人の生活も守らなくてはならないのですから。

本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。

応援しています!

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