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【 人への任せ方3種類を使いこなす現場力 (2) 】

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人に業務を任せるのは
経営者や管理職にとって
必須のスキルと言えます。
そんな、
業務を任せるスキル について、
5回に分けて考える2回目です。
今回から、
それぞれの任せ方を
順番に見ていきます。
今回は、
任せ方の種類の中の
作業を振る
形です。


業務は
いくつかの作業に
分けることが出来ます。
どんな作業を
どんな順番で
どのようにするかを
任せる側が
決めていることは
よくあることです。
特に
新入社員や
その業務を初めてする
社員に対しては、
必要なステップです。
教育という意味で
有効な方法です。
この方法を採る場合
ポイントがあります。
それは、
業務を相手に合わせて
きちんと業務を作業に
ブレイクダウンする
ことです。
すでに相手が出来ることは
そのまま指示し、
させたことがないことは
きちんと教えます。
そして、
定期的に報告を求め、
進捗と仕上がりを管理し、
必要に応じて介入することが
必要です。
そうすることで、
出来ることを増やしていくのに
役に立ちます。
業務を作業に分けて
行わせる場合、
効果的に行うための
重要なポイントは、
十分な事前の準備と
途中のフォローです。
この手間をかけることを
怠ってはいけません。
ただし、
この方法は厳密に言うと
任せるとは言えません。
ただ、
作業を振っている
のです。
社内で決まっている方法や、
上司のやり方を教わり、
出来るようになる
習得の機会でしかありません。
だんだんと
振る作業の塊が
大きくなったり、
最初から最後まで
全てを振ったとしても
任せたことにはなりません。
振られた相手も、
最初は新しいことが
出来るようになることで
充実感を感じます。
しかし、
出来るようになった後も
いちいちやり方まで決められ、
チェックされることに
不満を感じるようになります。
作業を振ることは
業務を任せるのとは
根本的に違います。
任せる
という言葉を使いながら、
実際には
作業を振っているだけ
という現場を
しばしば見かけます。
この二つは
きちんと分けて考え、
使い分けることが
大切です。
次回は、
業務を任せる
形についてです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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