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実は会社は弱い立場(3)

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2023/06/17 情報を更新いたしました。

現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビです。
ブログを訪問いただき、ありがとうございます。

このブログは経営者に向けて書いています。
経営者である以上、景気がどうあっても、人の指向性が変わろうと利益を上げ、会社を生き残らせることに責任があります。
ですので、経営者や管理職に対して厳しいことを書いています。
しかし現場を見ていて問題のある社員が一定の割合でいること、増えていることも分かっています。
その中で特に会社の存続を危うくするような社員について書いていきます。
前回まで、ブラック企業に仕立て上げる社員について書きました。
今回は、会社へ仕返しする社員です。

仕事というのは楽しいことばかりではありません。
退屈な仕事、しんどい仕事もあります。
さらにプレッシャーのかかる仕事もあります。
そして経営者や上司も含め、一緒に仕事をする人も好きなタイプの人ばかりではありません。
業務の内容にしても一緒に働く人についても仕事である限りは仕方がない部分も多いのが現実です。

ところが、一定のレベルを超えると、自分が苦しいことを会社や上司のせいと考え被害者意識が強くなることがあります。
それがエスカレートすると会社や上司を恨んだり憎んだりするようになる人がいます。
そうした人の中に、会社に仕返しをしようとする人が出て来ることがあります。
意図的に重大なミスをしたり、業務を妨害したり、食品への異物混入などで品質不良を起こさせるなど、会社に損害を与えたり、会社の信用を落とすなどにつながる行動をします。

最近は内部管理体制も厳しくなっている会社も多いようですが、内部事情に詳しい内部の人間にはその抜け道は分かるものです。
そもそも内部管理も人がすることです。
そして、会社という組織は社内の人間をある程度信用することを前提にして成り立っているものです。
社員のすることを全て管理監督することも現実的に不可能な上に、社員を最初から疑う会社は組織として問題があります。
そんな中で、悪意をもって、意図的に会社に損害を与えようとする社員がいると、その行為を未然に防ぐことは非常に難しいのが現実です。
つまり、会社に仕返しをしようとする社員に対しては会社は弱いものなのです。

今回は、会社へ仕返しする社員について書きました。
次のブログでは、他のケースを扱います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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