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他人を喜ばせるのは難しい

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2025/01/08 情報を更新いたしました。

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。

相手が喜ぶだろうと思ってしたけれど、全く喜んでくれないことがあります。なぜでしょうか?

人間関係を深めたいとする時、相手を喜ばせることをしようとする人が多いです。しかし、いろいろと考え、頑張ってしたことであっても、喜んでくれないことがあります。そんな時は、残念だと思うと思います。非常に苦労してしたことであれば、喜んでくれない相手を責める気持ちになることもあるでしょう。

ところで、相手を喜ばせるために何をするかを考える時、どのようにしましたか?

多くの人は、次の2つの方法のいずれかを採ります。
・自分がして欲しいこと
・多くの人がして欲しいこと

しかしどちらも、可能性は低くはないと思いますが、確実とも言えません。あなたと相手とでは、喜ぶことが違っていて当たり前です。多くの人が喜ぶからと言って、その相手が喜ぶとは限らないのも当たり前です。ですので、厳しい言い方ですが、相手を責めるのは間違っています。

では、どうすれば良いのでしょうか?

まず、出来るだけ相手が喜んだ事例などの情報を集めます。機会があれば、どんな時、どんなことで喜ぶかを観察します。会話の中で探りを入れてみるのも良いでしょう。これらの情報を集めた上で、相手がして欲しいことを考えることが大切です。

このようにして考えても、必ずしも喜んでくれるとは限りません。何に喜ぶかは本人しか分かりません。もしかしたら、本人も分かっていないかもしれません。

自分自身のことを考えてみて下さい。誰からでも、いつでもされると嬉しいことありますか?意外にないものです。

人を喜ばせるのは、本当に難しいことです。難しいと分かっていても、一生懸命相手のために考え、苦労してしたことが報われないのは悲しいことです。喜んで欲しいです。せめて、頑張りを認めて欲しいです。

しかし本当に大切なのは、相手を喜ばせるために、精一杯のことをしたことです。その気持ちです。そして、その気持ちは伝わるものです。
・出来ることを真剣に行う
・思うような反応が得られなくても、相手を責めない
・喜ばせようとすることを止めない

これらのことが出来ているのも、人間関係作りに長じた、現場力の強いビジネスパーソンの特長の1つです。

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