オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。
ビジネスに計画は必要です。実際にビジネスを動かすのに必要な計画には2種類あります。
ビジネスに計画はつきものです。金融機関などから求められることもあるので、ほとんどの会社が事業計画書を作っています。
事業計画書のメインは数値化された計画です。最終的には利益とキャッシュフローです。会社は利益を上げる必要があります。いくらの経費が必要で、目標とする利益を上げるためにいくらの売上が必要かを知っておかなくてはなりません。そして、資金繰りが大丈夫なのかも大切です。利益とキャッシュフローの計画は会社にとっても、融資している金融機関にとっても重要です。この二つの数値計画が事業計画書には書かれています。
事業計画書に書かれている中身は、もう一つあります。それは、取り組む課題です。売上を伸ばすため、経費を抑えるため、あるいは適切に管理するため、経営や業務の効率化のため、将来に向けての投資、人材活用や人材育成などのために何をするかです。
ビジネスの世界は下のエスカレーターに乗っているようなものだと言われています。ただ乗っているだけでは、どんどん下がっていきます。ビジネスを伸ばすためだけではなく、現状維持にも、常に課題に取り組まなくてはなりません。
しかし、事業計画書には取り組む課題の概要が書かれているだけです。計画書を作った時には覚えているでしょう。年度初めに社内に伝えているでしょう。しかし、しばらくすると忘れ去られてしまうことが多いです。誰もが日々の業務で忙しいです。ビジネスをしていれば日々さまざまなことが起こり、対処しなくてはなりません。利益の確保とキャッシュフローのために売上は追いかけなくてはなりません。課題は自然と先送りされてしまいがちです。
しかし、会社の将来のために、課題への取り組みは避けて通れません。確実に取り組むには、まず、実行計画を作らなくてはなりません。そして、実行の進捗を定期的に確認しなくてはなりません。
課題には具体的に取り組まなくてはなりません。実行計画も作っただけでは絵に描いた餅です。課題への取り組みは、実行して初めて成果が期待出来るものです。
ビジネスを動かすには、数値計画と実行計画の2種類の計画が必要です。そして、計画は定期的に進捗を確認し、修正しなくてはなりません。
数値計画でさえ、定期的に進捗状況を把握していない会社も少なくありません。何か問題にならない限りは、特に何も対処しないまま過ごしている会社も少なくありません。課題への取り組みの進捗が遅れていても問題が起こることは少ないです。課題への取り組みの実行改革は意識して確認しなければ、何も実行しないまま時は過ぎていきます。
現場は日々忙しいものです。そして、数値計画も課題への取り組みも現在と将来の会社の経営に関わることです。ですので、課題の実行計画を作るのも、2種類の計画の進捗を確認し、対処するのも経営者の役割です。
本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。
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経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
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長尾洋介プロフィール
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