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「解決策」を選ぶポイント

 何か新しいことを始める必要がある時は、多くあるものです。

問題点やトラブルの解決
法律やらルールの変更への対応
業務の改善
などです。


そんな時、目標や目的は、はっきりしているものです。
では、具体的にどうやってするのか?
その方法や手段、言い換えれば「解決策」の選択肢は、
探してみると多くあります。


どのように評価して、どのように選ぶと良いのでしょうか?


 解決策を選ぶ場合に影響する要素は、

負担(投資、時間、手間など)
難易度
期待出来る効果のレベル
などが一般的です。


これらの要素を検討します。
コストがかかり過ぎる
効率が悪い
場所(スペース)がない
人が足りない
などに当てはまる場合は、却下です。


それでも、いくつかの候補が残ることがあります。
その場合は、その中で更に絞っていきます。
その方法は、いろいろありますが、一般的には、
要素ごとに優先順位を付け
選択肢ごとに点数化し
総合点で決定する
という方法がよく使われているようです。
実際に紙に書いて点数化しなくても、
同じように頭の中で考えています。


(元々、論理思考は、
頭で考えたり、議論したりしながら
結論を導いていく過程を
「見える化」したもの、と言えます。)


さて、解決策の評価をして、点数化しました。
それでは、一番点数の高い解決策で決定!
で、良いでしょうか?


何かに取り組む時、
求めているのは成果です。

一番点数の高い解決策が、
一番高い成果を出せるか?
というと、そうでもないようです。

取り組みは「人」がするものです。
導入までの過程
導入後の現場での活用
全て「人」が関係してきます。

ここでポイントになるのは、
関わる「人」の
納得感や
期待感(ワクワク度)
です。

点数は高いが、「人」の気持ちが冷めているもの
点数は低いが、「人」が納得し、やる気があるもの
実は、後者の方がより高い成果を出す
と言われています。

ただ、合理的に良いものが、
良い結果をもたらすとは限りません。

所詮、仕事は「人」がするものです。
この視点を常に意識することが必要です。
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