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時には古典的名著のような古い本を読む価値

学びの図
2022/08/18 情報を更新いたしました。

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初心忘れるべからず
誰でも聞いたことのある言葉だと思います。

600年近く前に世阿弥が書いた日本の伝統芸能の一つ「能」の理論書「風姿花伝」からの言葉です。
そんな大昔に書かれた本を再度読んでみました。

先に断っておきますが、私は元々「能」について詳しいわけではありませんし、今でも詳しくないどころか一度も生で見たこともなく、特に好きでもありません。
実は「風姿花伝」は一級のビジネス書としても評価されていると聞いて以前に読んだのです。

最近ちょっとしたきっかけがあり、再度読んでみました。
月に10冊ペースで本を読む私ですが、読む本は最新の本ばかりではありません。
いわゆる名著と言われる昔の本も意識して読むようにしています。
「風姿花伝」もそうなのですが、名著と評され、長く読み続けられている本にはそれだけの価値があります。
普遍性のある本質的なことや原則が書かれていて、その内容は今も通用するものが多いからです。

目新しく見えるモノもその根底にあるものは昔と変わっていないことも多くあります。
時代に合わせて変化したり応用されているだけだったりするのです。

変化の激しい時代に生きているとその変化に惑わされそうになります。
そんな中で、時々古典的名著を読むといろんなことの根本的な部分に立ち戻ることが出来ます。
そうすると、見た目の変化に振り回されることなく現在を冷静に見ることが出来る気がしています。

つい魅力的に感じてしまう新しい手法やノウハウも最新の戦略も戦術もその本質的なことや原則は古典的名著の中に書かれているものを時代に合わせて応用したものがほとんどだったりします。
普段は忘れていて流行に振り回されてしまいがちな私ですが、古典的名著を読むことで冷静に評価出来ると感じています。

みなさんもまだ読んでいない古典的名著があれば読んでみてはいかがでしょうか?
以前に読んだ本であってももう一度読んでみてはいかがでしょうか?
本質や原則に立ち返ると考えもクリアになるものです。
何か心が定まらないと感じている時、役に立つと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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