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【集中力は業務効率に影響します】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
各従業員の集中力は業務効率に影響を与えます。
集中力を低下させる要因には何があるのでしょうか?


集中力が高ければ、仕事のスピードが速く、ミスも少なくなります。
これには異存がないでしょう。
集中力には個人差があります。
集中力が比較的低い人には2つのタイプがあります。
1つ目は、集中出来る時間が短い人です。
もう1つは集中の度合いが弱い人です。
ところが、比較的集中力が高い人でも、集中力が下がることもあります。
その原因は、比較的集中力が低い人が集中出来ない要因と似ています。
主な要因は3つです。
1つ目は、環境です。
雑音が多い、椅子や机などの物理的に居心地が悪いなどです。
集中出来る環境を整えるのは、労働衛生上も大切なことなので、会社としてきちんと取り組むべきことです。
2つ目は、周囲の目です。
上司や同僚などの目が気になる人がいます。
人は他人の評価や評判が気になるものです。
悪口とまでは言いませんが、何か良くない評価につながるようなことを言われていないかが気になるのです。
実際に周囲の人が発している言葉だけではなく、自分のことを見る目の目付きや表情も気になります。
人の目を気にし過ぎて集中出来ないのは、一種の性格です。
治すのは難しいですが、会社として出来ることもあります。
原因は不安なので、他の人以上に安心感を与えることが効果的です。
また、作業自体にゲーム感覚で取り組ませるなど、他のことに思考を向かせる工夫も効果があります。
3つ目は、雑念です。
何か心配事があれば、無意識に頭に浮かび、ついそのことについて考えてしまいます。
また、ショックの大きい出来事があった場合も、頭から離れないことがあります。
これは、普段は集中力の高い人にも起こります。
多くの場合、心配事や出来事は個人的なことなので、他の人に打ち明けることはありません。
ショックの大きい出来事の場合は、ほとんどが時間が解決しますので、しばらく様子を見ることが適切なことが多いです。
心配事の場合は、解消するまで影響が長引きます。
長引いている場合は、声をかけ、心配していることを伝え、何か会社として、あるいは職場の仲間として、出来ることがあれば力になりたいことを伝えるのも良い方法です。
従業員の集中力は、業務の効率に大きな影響を与えます。
全ての要因に対して、会社が対処することは出来ません。
それでも、従業員の集中力を高めるために、少なくとも集中力を削ぐ要因を排除するために出来ることはあります。
従業員の集中力の影響を重視し、会社として出来ることに取り組んでいるのも現場力の強い経営者の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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