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社内ルールの適切な細かさ

現場力強化の画像
2021/09/02 情報を更新いたしました。

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。

会社には独自のルールや規定があります。
それらは、どの程度の細かさや厳しさが適切なのでしょうか?

一般的にルールは細かく決めない方が良いと言われています。
もちろん、細かく決めることにも良い点はあります。
細かく決められると、現場は考えることなく実行出来ます。
考える負担も少なく、判断するプレッシャーもありません。

もちろん細かく決めると、良くない点も多くあります。
細かいルールや規定通りに実行するのは、 手間がかかることが多くなります。
労力的には、負担は多くなります。
社員は、窮屈に感じます。

また、ルールや規定が細かい場合には、別の弊害があります。
1つ目は、決められていないことがあると、 全て経営者や上司に指示を求めて来ることです。
そのため、経営者や上司は時間を取られます。
また、その結果、ますますルールは細かくなり、ルールは増え続けます。
2つ目は、ルールが細か過ぎると、あまりに煩雑なので、守らないことが常態化したり、抜け道を探すようになることです。
特にルールを守らない場合の罰則の規定が細かく決められていると、抜け道を探す人が出てきます。
罰則のないルールは破っても良いという考えの人は、少なからずいるものです。
そのような人が出てくると、抜け道をなくすために、さらに罰則を科すルールが作られ、いたちごっこになっていきます。

冒頭に書いた通り、大枠は決めても、細かい部分は現場に任せる方が、良い点が多いです。
現場に判断させる裁量を大きくすると、判断と行動のスピードが上がります。
自主性が育つ効果も期待出来ます。

一方、細かく決めないことには、良くない面もあります。
現場に判断を任せると、 経営者の考えと違う判断をすることもあります。
現場の判断によって、悪い結果が出た場合でも許さなくてはなりません。
そして中には、ルールや管理の緩さを悪用する人も出てきます。

残念ですが、これまで書いてきたように、ルールを大枠だけにしても、細かくしても、悪用する人は出てきます。
そして、会社という組織の規律を保つには、悪用を防止する仕組みが必要です。

頭から社員を疑うことを勧めているのではありません。
しかし、人は信じても、仕事は信じるな、と言われています。
仕事をチェックすることは必要なのです。

ルールや規律の良し悪しは、その細かさで決まるものではありません。
その運用の確認と、必要な罰則を含めた管理の仕組みとの組み合わせで決まります。
そのことを理解し、社内ルールの規定と運用を行っているのも、現場力の強い経営者の特長の1つです。

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