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7月5日の津波は?

黒い雲と落雷

オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

7月5日に巨大な津波が来ると言われていました。訪日客も減ったようですが、過ぎてしまうと話題にもなりません。

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7月5日に日本で大きな津波があるというのは、夢で見たことを書いた漫画が元となる情報だそうです。その作者が見た夢が東日本大震災や能登半島地震と一致していたことで、信頼できる情報として流布したようです。

この津波の情報はSNSの影響もあるのでしょう、一気に世界中に拡散しました。その時期に日本にいるのはリスクが高いということで、特にアジアの国から訪日を止めたり時期を変えた人も多かったようです。

自然災害の時にも見られますが、このような情報を拡散させる人の多くは善意です。多くの人に知っておいて欲しいという思いからの行動です。これはSNSなどネットだけではありません。ネットが今ほど普及する前には井戸端会議、噂話、口コミという形で情報は拡散していました。

これらの場で拡散する情報には真偽不明な情報も含まれています。真偽不明とは逆に言えば、一般的に流布していない情報です。そのため貴重だと感じやすいです。そして、ここだけの話というのは、誰かが意図的に隠している可能性のある情報なので真偽を確かめることができないことがかえって信憑性を持ちます。スキャンダルや陰謀論もその一種です。

政治家や芸能人など有名人のスキャンダル、国や政党、特定の団体や集団の陰謀論などの情報は人の野次馬根性を刺激します。そのため拡散しやすいのは今も昔も変わりません。ただそのスピードが格段に早くなっているだけです。

しかしネットで拡散しやすい情報は、特定の個人や集団への批判などにつながるものも多いです。そして情報を発信した人も拡散した人も意図していないかもしれませんが、今回の津波の情報のように、誰かに大きな影響や被害を与えることも少なくありません。今回も来日客が激減し、運航を取り止めた航空便が運航を取り止めなくてはならないほどキャンセルが出た航空会社、多くのキャンセルが出た宿泊施設には大きな損害を与えました。

しかし人の噂も七十五日、今回の津波に関してはその日から全く聞かなくなりました。拡散する人にとっては、拡散した情報によって影響を受ける相手のことは関係ないのかもしれません。しかし場合によっては人の人生や会社の存続にも関わる事態になることもあります。情報が事実ではなかった時、影響を受けた相手はたまったものではありません。

実は会社も経営者個人もこのような噂話や裏情報などといわれる情報の対象となり、被害を被る可能性があります。これを完全に防ぐことはできません。しかし流布している情報にはアンテナを張っておくことが必要です。多少でも被害を抑えるための対策を考え、うつことができるからです。

本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。

応援しています!

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