オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。
仕事の基本の一つがホウレンソウです。しかし、効果的に使われている現場は少ないです。
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ご存知の通り、ホウレンソウは、報告、連絡、相談のことです。仕事上必要なこととして、脈々と使われ、教えられてきたものです。特に、上司と部下との間、正確に言えば、部下から上司に対して必要なこととしてホウレンソウが教えられてきました。
上司は指示し、命令する権限を持っています。また、部下よりも経験が豊富な場合も多いです。その一方で、部署に与えられた役割を果たし、業務を遂行する責任があります。部下の行動についても責任を問われる立場です。
管理職である上司は業務の進捗状況、起こっていることや状態を知る必要があります。相談があれば、今までの経験などから助言することができ、より良い結果を得られる可能性は高いでしょう。もちろん、部下が相談をせずに行ったことでも、結果責任を負わされるのです。そのため、上司が部下にホウレンソウを適切に行うことを求めるのは当然です。
ところが、ホウレンソウの数と内容で適切でない現場も少なくありません。
ホウレンソウが適切な数より少ない職場では、報告と連絡について、二つのパターンがあります。一つ目は、良くない報告や連絡をすると必要以上に責められるので、伝えないようにするパターンです。二つ目は、上司が取り合ってくれないなど、しても無駄だと部下が思っているパターンです。そして、相談が少ない職場は、上司が相談に乗ってくれないと部下が思っている場合と、したいようにしたい部下が反対されたり変更させるのが嫌でわざと相談しない場合です。
逆にホウレンソウが適切な数より多い職場では、部下に疑心暗鬼が拡がっていることが多いです。ホウレンソウしないで良くないことが起こったり、期待通りの結果が出ない場合、部下の責任にしたり、厳しく叱責される経験をすると、部下は何でもかんでもホウレンソウしようとします。中には上司に気に入られたい、あるいは自分をアピールする目的でホウレンソウを頻繁にしてくる部下もいます。
仕事をする上で、ホウレンソウは必要です。しかし、その数や内容が適切でなければ、それは現場でのコミュニケーションに問題がある可能性を示していることが多いです。そして、上司か部下、あるいは両方に何か潜在的に問題がある可能性が高いです。
ホウレンソウは部下から上司に対して行われることが多いです。そして経営者は管理職にとっては上司です。現場のホウレンソウの状況は、その会社の管理職からQ経営者へのホウレンソウと似ていることが多いです。
あなたの会社では、経営者へのホウレンソウの数や内容は適切でしょうか?
一度、考えてみる価値のある問いです。
本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。
応援しています!
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経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
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長尾洋介プロフィール
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