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業務改善の三つの視点

建築現場で相談する3人の作業員

ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
オフィス・ビブラビの長尾です。

会社が生き残るためには業務改善に終わりはありません。
しかし、実効性のある業務改善は簡単ではありません。

業務改善といえば、効率化が頭に浮かぶ人が多いようです。
もちろん、業務の効率化は生産性を上げます。
無駄を省き、業務を単純化することで、スピードも上がります。
ミスも減るでしょう。

しかし、もう一つ、効率化を図る前に、そもそも今の業務のやり方が効果的かどうかも重要です。
効果的でないことを効率的に行なっても限界があります。
定期的に、効果的かどうかの視点で業務の見直しをしなくてはなりません。
これは業務改善というよりも、業務改革と呼ぶ方が良いかもしれません。

今、注目されているDXも同じです。
ただITを活用し、デジタル化、システム化すれば良いわけではありません。
業務のやり方を根本から見直すことが大切なのです。
それに必要な知恵を出すためには、まず業務に精通していることが必要です。
ITやシステムに詳しいだけでは、何が効果的なのかは分かりません。
ただ効率的なものを作ることだけです。

一方、業務改善は効果的なことを効率的に行うことだけを目指すわけにはいきません。
例えば、働き方改革などでは多様な働き方に対応する必要があります。
働き方を統一している方が、業務は効率化しやすいです。
多様化に対応すれば、効率は落ちるものです。
しかし、多様な働き方には対応する必要があります。
政府からの要請や、法的な規制には従わなくてはなりません。
また、働く人にとって魅力的でなければ、良い人材を集めることもできません。
この必要性という要素も、業務改善に必要な視点の一つです。

業務改善といっても、ただ効率化を求めるだけでは不十分です。
より効果的なことは何かを求め続けなくてはなりません。
時代の要請に応えることも必要です。
業務改善には、効率化の他に必要性、効果性を加えた大きく三つの視点が必要です。

業務改善は日常業務に加えて行うことです。
従業員の負担は大きいです。
しかも緊急性は高くありません。
それでも会社にとっては重要で、推し進めなくてはなりません。
このような課題を現場に実行させることが出来るのは経営者しかいません。

本当に経営者は大変です。
だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。
そして支援したいと思っています。
応援しています!

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