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【最適なものを選ぶために経営者がすべきこと】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
何かを新しくするならば、最適なものを選びたいものです。
そのために経営者がすべきことは何でしょうか?


ビジネスに変化はつきものです。
法制度の変更などのように変化しなくてはならないものもあります。
変化する時代やマーケットの要請に応えることも必要です。
変化するには、既存のものを使って出来るものもありますが、機器などのハード、システムや仕組みを変えなくてはならないことも少なくありません。
新しいものを入れるならば、最適なものを選びたいものです。
その場合、経営者の行動には2つのパターンがあります。
1つ目はその分野に詳しい人、専門業者や専門家にお勧めのものを尋ねるパターンです。
もう1つは、社員に指示するパターンです。
パターンに良い悪いはありません。
しかし、いずれのパターンであっても、依頼された相手が困るケースが多くあります。
選ぶために必要な情報が不十分なことが、その原因です。
新しいものを導入することで、何を実現したいのか?
具体的に出来るようにすることは何か?
この2つが曖昧であれば、何が最適なのかを判断することは出来ません。
この2つが明確であれば、専門業者は何が最適かを一緒に考え、条件に合うものを選び、勧めることが出来ます。
社員も条件に合うものを選ぶことが出来ます。
多くの経営者は、現状への不満の解消、起こっている問題の解決、時代の変化への対応など、課題を持っています。
そして、それらの課題への対処のためには、変化したり、何かを刷新する必要があることを理解しています。
しかし変えたい対象が明確なだけでは、変化は起こりませんし、他者も手助けすることは出来ません。
まず経営者が決めなくてはならないのは、目指す姿です。
そして、同じように目指す姿が実現出来ている状態であっても、その細部に注目すると多くのバリエーションがあります。
それらの細部を具体的に出来るようにするためにあるのが、機器やシステムや仕組みです。
他者に依頼するならば、依頼する前に経営者が具体的に何が出来なくてはならないのかを決めなくてはならないのです。
何について考え、何を決めなくてはならないかが不明な場合は、専門業者など詳しい人に、相談するのも1つの方法です。
いずれにしても、決めるべきことを決めないまま誰かに相談したり、依頼しても、経営者が期待している結果が得られることはありません。
このことを理解し、依頼した相手が依頼事項を実行出来るように、事前に決めるべきことを決め、依頼する時に伝えているのも、現場力の強い経営者の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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