現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビの長尾です。
ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
このブログでは、
中小企業や個人事業主の
コンサルティングの現場で
気付いたことを元に、
経営者、管理職の方々に
参考になりそうなことを
発信しています。
説明するのが
上手な人もいれば
下手もいます。
新入社員だけでなく
異動してきた社員に
仕事を教えるのは
上司の役割の一つです。
当然、
業務について
説明することになります。
説明の上手な
上司の部下の方が
早く仕事を覚えるような
気がしますが
実際にはどうでしょうか?
答から言うと、
必ずしも
説明の上手な上司の
部下の方が
仕事を早く覚えるとは
限りません。
説明の上手な人に
説明されると
教わっている方は
理解するのは簡単です。
説明されていることが
すらすらと理解出来ます。
一方、
説明の下手な人の説明は
ただ聞いているだけでは
理解が難しいです。
理解しようとすると
真剣に考えなければ
なりません。
比べてみると、
当然
説明の上手な人から
教わる方が良いと思います。
ところが、
説明を受けた後で
実際に業務に入ると
逆転します。
上手な説明を受けると
分かった気になっていても
実は分かっておらず、
また上司に尋ねることに
なります。
一方、
下手な説明を受けると
理解しようと
自分で努力した分
理解が深く、
多少の条件の違いがあっても
自分で考えて
業務をこなします。
つまり、
応用力に
違いが出るのです。
あまり説明が上手過ぎると、
その時は理解している
つもりになりますが
本当に理解出来ているとは
言えない結果になります。
あまり説明が下手過ぎると、
理解するのが難しく、
理解することを途中で
諦めてしまうかもしれません。
真剣に聞いて、
頑張れば理解出来るレベルの
説明が理想的です。
とは言え、
理想的なレベルで
説明をするのは
難しいです。
現実的には、
下手目に説明して、
本人に考えさせ、
質問したり
質問を受けたりしながら
理解する努力をさせる
のも方法の一つです。
部下の育成のためには
説明上手なことが
重要ではありません。
それどころか
悪い面もあります。
上司は必ずしも
説明上手でなくても
良いのです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
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