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部分最適から全体最適の視点へ

青空に舞い上がるたくさんの気球

組織が機能しているかどうかは、最終的な成果で決まります。そこで重要なのが全体最適の視点です。

各部署が最善を尽くすのは良いこと

事業は多くの機能の組み合わせで出来ています。必要な機能は、社内のさまざまな部署に割り振られます。会社の各部署が与えられた役割を果たすために最善を尽くすことは良いことです。

各部署では、与えられた役割を果たし、求められる成果を上げることに取り組みます。小さなことにも注意を払い、求められている、あるいはそれ以上の量と質の成果を上げることは大切です。

会社全体の成果は、各部署の成果によって決まります。各部署が求められる成果を上げることにまい進することが必要なのは当然です。

部門の最適の追及が良いとは限らない

しかし、各部署が最善を尽くすことが全て、会社全体の成果につながるとは限りません。著書「ザ・ゴール」で有名なゴールドラット博士が唱えるTOC(制約の理論)で言われていることです。

部分の総和が全体ではない

各部署にとっての最善が必ずしも全体の最善とは限りません。それどころか、部分最適の追及が全体最適の敵となっている会社も少なくありません。

会社全体の視点で見る

会社は全体として機能している一つの生物、有機体のようなものです。

一つの生物は全体として機能することで生命を維持しています。必要な機能が適切に組み合わされ、バランスが取れ、調和していなくてはなりません。これは会社という組織も同じです。

例えば、各機能の能力のバランスが取れていなければどうなるでしょう?他と比べて能力の高い機能の部署はいつも余裕です。低い機能の部署はいつも精一杯です。そして会社全体として処理出来る量は低い機能が処理出来るによって決まります。

能力のバランスだけではありません。各機能はお互いに関係しているので、連動していなくてはなりません。調和を取るには統制が効いていることも必要です。

各部署の最適に注目し過ぎてはいけません。会社全体として視点で、各部署を見なくてはなりません。そして全ての機能のバランスと連携に注目し、調和を図らなくてはなりません。これが全体最適の視点です。

全体最適の視点で判断する

神は細部に宿る、と言われます。これは正しいです。細かい所まで手を抜かず、細心の注意を払って、最高の仕事をすることは、どの会社のどの部署のどの業務にとっても大切です。

しかし、会社全体の視点で見れば、それだけでは不十分です。

ある部門の能力の低さが会社全体の成果の成約になっているかもしれません。ある部署の最適が他の部署の足を引っ張っていることもあります。

最終的に重要なのは会社としての成果です。そのために、各部署の能力のバランス、連携状況などに注目することが重要です。そして、そのために必要な対策、改善策を考え、実行しなくてはなりません。

マネジメントでは、各部署、各部門に目が行きがちです。しかし意識して会社を全体として見ることが必要です。全体最適の視点を持つことが、会社の持つ資源を最大限に活かし、最大の成果を上げるために重要なのです。

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