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解決策を決める注意点

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問題を解決したり、課題への取り組む際に、そのための解決策を考え、決めなくてはなりません。望む成果を得るために、解決策を決める上で、注意しなくてはならないことがあります。

複数の選択肢を考えてから決める

まず大切なのは、解決策を複数考えて、その中から選ぶことです。

解決策には、望む成果があります。その可能性を高い解決策を選びたいのは当然です。そこで、多くの人が行いがちなのは、次の二つです。

  • 過去に使い、成果の出た方法
  • 他社での成功例など定評のある方法

です。そして、良いと思われる方法が浮かぶと、すぐにそれを採用するケースが多く見られます。

しかし、目的は同じでも道は複数あります。同じ山に登るのには複数のルートがあります。仏教では、極楽浄土に行く道を説いていますが、その道の数だけ経典があるそうです。

そして、経営の意思決定では、経営の神様と言われたジェネラル・エレクトリックのジャック・ウエルチは、

  • 選択肢が一つしかない場合
  • 異論や反対意見がない場合

まだ十分に検討出来ていないとして、意思決定を行わなかったそうです。

より良い解決策を選ぶためには、複数の選択肢を考えることが大切なのです。

解決策が効果的なポイントは一点ではない

解決策の目的は現状を求めている状況に変えることです。そこで注目するのは、変えたい所です。問題が起こっていれば、その原因となっている個所を特定し、そこに対処しようとします。その原因箇所に対して、現状を望む状況に変える方法を考えようとします。

そのように考えるのは自然です。しかし、それが常に機能する、言い換えると最適な解決策とは限りません。

ところが、原因箇所に直接的に対策を施すのが効果的とは限りません。場合によっては、原因箇所自体は対策が打てないケースもあります。いずれにしても、原因箇所が分かっていても、そこに直接施す対策だけに絞ると、本当に効果的な解決策を見逃してしまうことがあります。

解決策を考えるには、原因箇所、変えたい箇所を明確にすることは大切です。しかし、そこに注目し過ぎると、本当に機能する解決策に気付かなくなる可能性があります。より良い解決策を見つけるには、意識して視点を変えることが大切なのです。

解決策の選択には他への影響も考慮に入れる

会社の業務はお互いに連動し、連携することで全体として成り立っています。解決策は、必ずどこか他の部分に影響を与えます。

最も変えたい部分を変えることが出来ても、他に悪い影響が出るかもしれません。その悪い影響が大きいならば、今の問題は解決出来ても、会社全体として考えた時、解決出来たことにはなりません。ただ問題個所が移っただけです。

問題が大きい場合や、課題への思い入れが強い場合、近視眼的になりがちです。問題や課題への効果だけを見て選択してはいけません。解決策は、他の部門や業務への影響を考慮した上で、選ばなくてはなりません。

二兎を追う第三案も考えてみる

元々問題や課題が一つしかないケースは稀です。いくつもある問題や課題の内から優先順位の高いものを選び、解決策を考えることが多いです。優先順位の高いものに集中して取り組むことは正しいです。しかし、発想を変えることも効果的です。二者択一ではなく二兎を追う第三案を考えてみるのです。

今回は後回しにすることにした問題や課題も、全く無視するのではなく、参照しながら考えてみるのです。もしかしたら、原因箇所が同じか、強く関連している所にあるものがあるかもしれません。同時に複数の問題や課題に対処出来る解決策があるかもしれません。一点に集中することは良いことですが、二兎を追う第三案がある可能性を無視するのはもったいないです。

解決策は多面的に考え、評価する

解決策をきちんと考えるのは、簡単ではありません。しかし、その実行には社内の資源、リソースを使い、社内の人を巻き込むことになります。そして、当然成果を出さなくてはなりません。

  • 複数の解決策を考える
  • 対策を施す箇所を広げて考える
  • 他への影響も考慮して選ぶ
  • 複数の効果のある第三案も考える

煩雑で面倒であっても、解決策は複数の視点から多面的に考え、評価して選ぶことが重要なのです。

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