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実行状況を把握する

地面に残る足跡の軌跡

戦略や戦術を決め、具体策を決めると、次は実行です。現場に指示するだけで、実行されるのでしょうか?

目次

実行状況の把握の意味

戦略も戦術も具体策も、何を選んだかに価値があるのではありません。目的や目標があり、その実現のためには実行しなくてはなりません。そこで、経営陣が意思決定した後、現場に指示や命令として下されます。

一般的に下りてきた指示や命令は、普段現場が行っていることに追加で行うことか、今のやり方を変えるものです。現場にとっての負担は大きいです。そして、それ以外の通常業務を疎かにしまうわけにもいきません。当然、優先順位は低くなります。

しかし、実行されなければ、当初の目的を果たすことは出来ません。対策が効果的かどうかも分かりません。実行されなければ何も生み出さなければ、何も分からないのです。

意思決定し、現場に下ろした後、成果や結果に意識が向きがちです。しかし、それ以前に実行状況を把握することが大切なのです。

把握するべき実行状況の中身

実行状況として何を把握すれば良いでしょうか?

実行しているかどうか、進捗状況はどうかを確認することに留まっている現場が多いようです。しかし、それだけでは不十分です。

実行することが目的ではありません。実行することを通して得たいものが得られるかどうかが大切です。そこで、実行状況として把握すべきことが三つあります。

  • 実行内容
  • 実行の量
  • 実行の質

単純に内容、量、質と言っても、具体的には対策の内容にもよります。しかし、これら三つは全て結果に影響を与えます。そして結果だけではなく、対策の評価、改善のためにも必要な情報です。

実行状況の把握は面倒だけど重要

全ての意思決定は一種の仮説です。実行してみないと良し悪しは判断出来ません。一方、同じ対策でも結果や成果は実行状況によって変わります。そして実行状況は対策の改善などPDCAサイクルを回す上で必要な情報です。

まず内容であれば、細かい所まで指示通りに行ったかどうかが分からなければ対策自体の評価が出来ません。ビジネスは確率を元に行うものなので、一定以上の量の実行したデータがなければ評価出来ません。実行した人のスキルや経験、真剣さや熱意によって実行の質は変わり、それが成果や結果の違いにつながることも多いです。

これらの情報を把握するのは面倒です。把握する側も面倒ですが、情報を提供する実行する側にとっても面倒です。しかし、戦略、戦術、具体策を評価し、改善する上で重要なことです。

決めっぱなし、指示しっぱなしでは実行されません。やりっぱなしでは対策の評価も改善も出来ません。結果だけで評価すれば改善も出来ませんし、常に一定以上の結果が得られるものとして継続的に行う価値があるかどうかも分かりません。

意思決定し、現場に下ろすものには、そもそもの目的があります。実行は手段であって、目的ではありません。その本来の目的を忘れてはいけません。

そのために何よりも大切なのは、現場が決められた通りに実行することです。確実に実行するためにも実行状況を把握することは大切です。そしてさらに対策の評価改善につながります。

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